ナレンドラ ダモダルダス モディ नरेन्द्र दामोदरदास मोदी Narendra Damodardas Modi 1950 9 17生 18代インド首相 前グジャラート州首相
庭木図鑑植木ペディア>タケ・ササの種類>モウソウチク
モウソウチク/もうそうちく/孟宗竹
【モウソウチクとは】
・北海道南部以南に分布する代表的なタケで、日本人がタケノコとして食べるのはほとんどがコレ。原産地は中国江南地方であり、薩摩藩主であった島津吉貴が1736年(江戸時代の半ば)に沖縄(琉球)経由で入手した株を藩内に植えたのが始まりとされる。
・島津氏に悪意はなかったと思われるが、モウソウチクは繁殖力が高く、既存の森林へ侵入して他の樹木を枯死させるため、今日では厄介な植物として問題視されることも多い。
・モウソウチクのタケノコがでるのは4月頃。タケノコは日に当たるとエグ味が出るため、地面から顔を出す寸前のものを早朝に収穫する必要がある。手入れが行き届いた竹林で収穫される良質のタケノコは「白子」と呼ばれ、放任された竹林で採る「黒子」と区別される。
・タケノコの皮は紫がかった黒褐色で剛毛に覆われる。その大きさを利用して食物などを包むのに使われる。ちなみにマダケの皮には毛がない。
・肉厚の悍はしなやかで加工しやすく、竹垣や民芸品に使われるが、1日で1mともいわれる成長の早さゆえに材は粗く、マダケよりも耐久性が落ちるため、籠など細かな編物細工には向かない。
・モウソウチクの節の環は一つで、二重になるマダケのそれとは異なる。環の下にロウのような物質が着き、遠くからも白く見えるのが特徴。稈は古くなると黄色くなり、このロウのような物質も薄くなっていく。葉は長さ4~10センチ、幅1センチ程度で、マダケよりも幅が狭い。
・開花周期は60~70年で、全株で無数に花が咲く。マダケ(開花周期120年!)は開花後も生き延びるが、モウソウチクは花が咲くと地下茎ごと枯死する。
・モウソウチクという名前は、病床にある母がタケノコを所望し、これに応えるため親孝行な孟宗という名の息子が、冬にもかかわらず、このタケノコを掘り当てた、という逸話に由来する。
【モウソウチクの品種】
・キンメイモウソウ
稈に黄色い模様が入る品種。観賞用として日本庭園に植栽される。
節が亀の甲羅のように膨らむ品種。こちらも主に観賞用にされる。亀の甲羅ではなく、仏の顔に見立てた「仏面竹(ブツメンチク)」という別名もある。
モウソウチクの基本データ
【別 名】 カラダケ/カラ/カラモソ
【高 さ】 10m~20m
【直 径】 8~25cm
【節間長】 20~50cm
コメント
コメントを投稿