2000 में, शहरवासियों का लंबे समय से प्रतीक्षित सपना, अकिनाडा ओहाशी ब्रिज पूरा हुआ।
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路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は?
路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は?
【政局】:岸田首相夫人の単独訪米が意図するもの 日本はあくまで韓国“国賓大統領”の引き立て役
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:岸田首相夫人の単独訪米が意図するもの 日本はあくまで韓国“国賓大統領”の引き立て役
岸田首相夫人の裕子氏の「単独訪米」が大いに話題だ。特報したTBSによると、バイデン大統領夫人のジル氏側の招きで4月半ばにホワイトハウスを訪ね、ジル氏と面会する方向で調整。タイミングが合えばバイデン大統領とも会うという。とにかく異例のことだそうだ。
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単独渡米で“夫人外交”?(岸田裕子首相夫人)/(C)日刊ゲンダイ
昨年末、米国の意向を丸のみした安保関連3文書の改定を閣議決定した岸田首相は、それを手土産に念願のホワイトハウス訪問を実現。もっとも、バイデン大統領と会ったのはワーキングランチを挟んだ2時間だけ。ジル氏が皮膚がん手術後の療養中だったこともあり、裕子氏は同行しなかった経緯がある。
■「個人的な信頼関係」にププッ
裕子氏への招待は、敬虔なバプテスト派信者でもあるジル氏の気配りとも言えそうだが、官邸周辺は「日米関係を重視してくれている証し」「両首脳の個人的な信頼関係の賜物」と大盛り上がり。1カ月にわたる統一地方選の最中、何かといえば「G7議長国」を口にし、世界のリーダー気取りの岸田首相が“夫人外交”を政権浮揚に利用する姿が目に浮かぶ。しかし、うのみにしない方がいい。
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韓国の尹錫悦大統領夫妻(=上、金建希夫人)は、米国から韓国12年ぶりの国賓として。公式夕食会ではK-POPグループ「BLACKPINK」(=下)もライブ出演(C)共同通信社
■日本は「米国の51番目の州」
2週間前に来日した韓国の尹錫悦大統領は4月26日から訪米。韓国大統領としては12年ぶりに国賓として招かれる。バイデン政権下ではマクロン仏大統領に次ぐ2人目だ。
「対中牽制を強めるバイデン氏は日米韓の連携強化を要求し、日韓双方に関係改善をせっついてきた。尹氏の国賓招待は徴用工問題をめぐる解決策をまとめ、雪解けの材料をつくったことへの評価です」(韓国政界関係者)
米韓が国賓訪米を公表したのは、尹政権が解決策を発表した翌日だった。
「革新系で親北の前大統領とは対照的に、保守系の尹氏のスタンスは経済安全保障に軸足を置いた韓米同盟重視。新約聖書に『放蕩息子のたとえ話』がありますが、米国からすれば家出したヤンチャな次男が心を入れ替えて戻ってきたようなもの。温かく迎え入れるのは、二度と飛び出して行かないようにするためです。生真面目な長男が不満を抱いたとしても、親に背を向けることはしませんから」(米韓外交関係者)
長男と言えば聞こえはいいが、日本が「米国の51番目の州」と揶揄されるゆえんだ。用がないのにポチを呼ぶのはおっくうだし、嫁でお茶を濁すということか。米韓首脳会談後の公式夕食会では、レディー・ガガとBLACKPINK(写真)の「対バン」が企画されているという。両国を代表する世界的なポップスターの競演となれば注目度は抜群。G7広島サミットには尹大統領も招待されている。岸田首相はまた持っていかれるかもしれない。
元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース】 2023年03月31日 06:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:ウクライナ惨劇を目の当たりにした後で「必勝しゃもじ」贈呈はないだろ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:ウクライナ惨劇を目の当たりにした後で「必勝しゃもじ」贈呈はないだろ
『今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない』(岸田文雄・日本国首相)
これは3月26日の『日テレNEWS』にあがった、防衛大学校の卒業式で岸田さんが卒業生に向けた訓示だ。
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防衛大学校の卒業式で訓示する岸田首相(代表撮影)
岸田さんは冒頭の言葉を述べ、
「ロシアによる侵略の惨劇を直接、目の当たりにした。これを繰り返さないために、侵略を一刻も早く止めなければいけない」
とつづけたらしい。
ねえ、岸田さん、ロシアによる惨劇を目の当たりにしたのは、ウクライナの大統領に広島の縁起物『必勝しゃもじ』を贈った後ですか、前ですか?
みなさんは気になりません? え? そんなことどうでもいいって?
いやいや、大事なことですよ。オヤジギャグを愛してやまないあたしですが、あれは時と場所を選ぶんです。
惨劇を目の当たりにした後で、しゃもじ贈呈はないだろ。というか、ロシアの侵攻を受けているウクライナに対し、現地までいってすることではない。
冒頭の言葉、『今日のウクライナは明日のアジアかも』というのは、強い危機感を訴えているわけで、これとしゃもじ贈呈と、どちらが岸田さんの本心であるのか?
いやいや、どっちもってこともあるのよ。
以前、サッカーのW杯で熱くなった観戦客が、客席で敵方チームへ呪いの儀式をしたところが放送され、国際的に問題になったとこを覚えているか? 人形を使ったブードゥーの呪いだよ。
世界の人々の反応は、
「まだそんなことを信じてる人いるの? マジで?」
であったと思う。
しゃもじは呪いではなく必勝祈願だけど、もしかして岸田さんは、国際的なカメラの前でそれと同じようなことをしてしまったのではないかい?
そういや近々、解散総選挙があるんじゃないかといわれておる。旦那(野党候補)の選挙事務所にあのしゃもじを、ぜひ飾りたいと思う。

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載「室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】 2023年03月31日 06:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:アベノミクスの検証と反省をしない限り「失われた30年」は40年、50年とつづく
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:アベノミクスの検証と反省をしない限り「失われた30年」は40年、50年とつづく
『必要なのはアベノミクスで行われてきた超金融緩和政策の検証、反省だ』(岡田克也・立憲幹事長)
◇ ◇ ◇
これは2月15日の『JIJI.COM』、『与野党、アベノミクス行方注視 岸田首相、路線「総括」課題に』という記事の中の岡田さんの言葉。
政府が日銀総裁に植田和男氏を起用することを決めたことについての。
岡田さんのいう通りだ。アベノミクスを行ってから、ある程度、時間が経った。今の日本の現状──格差の状態や困窮者の増加、経済成長率などを鑑みれば、アベノミクスが失敗したのは一目瞭然である。
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アベノミクスの検証、反省が必要では…(立憲民主党の岡田克也幹事長)/(C)日刊ゲンダイ
じゃあ、日本はこれからどうするのか? いちばんシンプルな答えは、アベノミクスで失敗したのだから、アベノミクスを直ちにやめることだと思う。そのために大事なのは、岡田さんがいうように、検証と反省をすること。
同記事にあった立憲の安住国対委員長の言葉もわかりやすかった。
「じゃぶじゃぶの金融緩和政策といううたげの後片付けを、どう影響を小さくしながらやっていくのか、考えをただしたい」
ってもの。……でも、そこまで考えちゃいなかったりして。
岸田さんがまだはっきりしないのよ。安倍派の幹部には「基本線は継承してもらう」といったり、年頭会見では「想起されたトリクルダウンは起きなかった」といってみたり。
じつは、アベノミクスの敗戦処理が急務とされる、黒田さんの次の成り手がなかなかいないという噂が、ずいぶん前から根深くあった。で、今回白羽の矢が立った植田さんは、黒田さんより若いといっても70歳超え。
植田さんはリリーフ的な役割、一期5年だけの場繋ぎとしてだったらいいよ、と総裁を引き受けたんではなかろうか。5年間は、ちょっとやったふりをしながら、のらりくらりと。
結局、はじめの岡田さんの言葉が大事だと、そこに戻る。でないと、失われた30年は、40年50年とつづく。

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載「室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】 2023年03月03日 06:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【話題の新刊】:「カルト権力」とは何か…青木理が安倍銃撃「以前」「以後」に書いたこの時評は日本人必読である
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題の新刊】:「カルト権力」とは何か…青木理が安倍銃撃「以前」「以後」に書いたこの時評は日本人必読である
「闘うジャーナリスト」青木理氏が注目すべき新著『カルト権力』(河出書房新社)を刊行した。「公安、軍事、宗教侵蝕の果てに」というサブタイトルが付けられたこの一冊、青木氏によれば、《カルト宗教に深々と侵蝕されていた為政者の長期執権下、この国の政治が治安機関や軍事偏重へと異様に傾斜し、それを推し進めた政権自体が一種のカルト臭さえ帯びた危険な復古性、反動性に蝕まれていたことが浮かび上がってくるはずである》。
【写真】『筑紫哲也 NEWS23』ここまで凄かった!雅子妃パレードもわずか90秒
安倍元首相銃撃事件「以前」と「以後」に書かれた、日付のある論考で構成される本書から、いまの権力のカルト性を読み解くためのキモとなる2篇を特別にお届けする。
◆統一教会「空白の30年」の教訓
空白の30年──そんな言い回しを最近よく聞く。現在は世界平和統一家庭連合と名称を変えた旧統一教会を長年追及してきた前参院議員でジャーナリストの有田芳生氏が発した言葉らしい。教団の反社会性など以前も今もさほど変わらないのに、30年の長きにわたって社会やメディアが関心を失い──もっと正確に言えば、払うべき関心を払わずに被害が継続し、元首相が白昼銃殺される事件まで引き起こされたのではないか、と。
なるほど、事件を機に政治問題化した旧統一教会については、ある世代から上の者なら強烈な警戒心を抱くが、同じメディア界で禄を食む者でも若年層は知識さえほとんど持っていないだろう。80年代に学生生活を送り、90年に通信社の記者としてメディアの仕事に関わりはじめた私は明らかに前者の、しかしその末端の世代に連なる。大学時代には教団の学生組織・原理研が学内で怪しげに活動し、その危険性が各所で警告されていた。霊感商法や合同結婚式といった教団の異様な活動も盛んに報じられていた。
教団との関係で私がいまもピンと反応してしまうのは警察庁指定116号事件、いわゆる赤報隊事件である。1987年に朝日新聞阪神支局で記者2人が殺傷された事件はジャーナリズム界を志す者にとって凄まじい衝撃であり、記者としての初任地が大阪社会部だった私も取材の片隅にほんの少しだけ関わった。
この事件自体、最終的には未解明のまま時効を迎え、軽々に推測を語るべきではないが、しかし当初から教団の影が囁かれていた。霊感商法の糾弾キャンペーンを1986年からいち早く展開したのが『朝日ジャーナル』だったし、同じころ、故・岸信介氏ら自民党右派が展開したスパイ防止法制定運動を背後で支えているのが教団の政治団体・国際勝共連合だと朝日が報じ、教団は朝日本社周辺で激しい街宣活動を繰り広げていた。
このあたりについては、朝日で赤報隊事件の取材に長年携わった樋田毅氏の『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』(岩波書店)に詳しい。同書は教団を匿名にしているが、教団は内部に「秘密組織」を抱えていたらしく、兵庫県警も「重要な捜査対象」と捉えて詳細な捜査報告書を作成していた。
私自身は、90年代半ばに公安警察を担当していた際の記憶が忘れられない。警視庁公安部が旧統一教会を組織的に調べ始めた──そんな情報を耳にした私は動向を注視したが、間もなくその動きはピタリと止まった。理由を尋ねると、公安部の幹部はこう漏らした。「政治の意向だ」と。
この件はほかの所でも記したが、有田氏もほぼ同じ時期、同じような情報を耳にしていたという。公安警察が当時、どのような角度で斬り込もうとしたかは判然としないものの、もしあの時に大々的な捜査のメスが入っていれば果たしてどうだったか。
少なくとも悪質な活動に歯止めはかかり、被害の拡大や継続は抑えられた。ならば、教団への恨みを募らせる者は消え、元首相の銃殺事件は起きなかったかもしれない。さらに想像をめぐらせれば、戦後史の闇になった事件の蓋も開けられたのではないか――これは二重、三重の「もし」を積み重ねた妄想に近いものではあるが。
いずれにせよ、以後の30年、私たちはたしかに「空白」の時を過ごしてしまった。ならばせめてこれ以上の被害を生じさせぬよう、政治と教団の怪しい蜜月は断固として断ち切らせねばならない。それが「空白」の教訓であろう。(2022.8)
◆自称愛国者の薄っぺらな仮面
私が書けば皮肉に受け取られるかもしれないが、しかし、決して皮肉ではなく、どうにも解せないでいる。いや、解せないというより、物事の本質が見事に露になってしまったと書けば、やはりこれは皮肉と受けとられてしまうだろうか。
憲政史上最長の政権を率いた元首相が白昼銃殺されて間もなく3ヶ月。その政治スタイルや所作振る舞いからアンチが相当数いるのは当然にせよ、彼を熱心に持ちあげていた人びと、熱烈に支持していた人びとは、いったいいま何を考えているのか。なぜ事件の原因を徹底解明しようとせず、解明せよと叫び声を上げることさえせず、嵐が通り過ぎるのを待つかのようにただ首をすくめているのか。
すでに報じられている通り、元首相を銃殺した男は、カルト教団に人生を破壊された遺恨が犯行の動機だと供述し、メディアの関心は政治と教団の関係に集中している。
なるほど、たしかにこの国の戦後政界の一部はそのカルト教団と怪しい蜜月を築き、まるで共依存のような関係を続け、それが教団の活動に一種のお墨つきを与え、近年は元首相がその中心的存在の1人だったのは間違いないらしい。だが、だからといって元首相が銃殺されて構わないはずはない。殺害を容認することなど断じてできはしない。
だから、真摯に考える。元首相はいったいなぜ、殺害されてしまったのかを。この国の憲政史上最長の政権を率いた元首相が白昼銃殺されるという重大事は、いったいなぜ起きてしまったのかを。
もちろん、警察の警備の手抜かりといった直接的な瑕疵も見逃すことはできない。それはそれとして徹底検証が必要な課題であり、すでに警察庁長官らが事実上の引責辞任に追い込まれてもいる。
しかし、根本的な要因にまで眼を凝らせば、元首相を殺そうと思い詰めるまでに1人の男を追い込んだカルト教団の反社会性に行き当たる。しかもカルト教団によって苦悶の底に突き落とされたのは決して彼1人でなく、現実には何百、何千、何万もの被害者が存在することも私たちはあらためて知らされた。さらにいえば、そのカルト教団の実態が極度に反社会的なだけでなく、相当に“反日的”な教義を内部に抱えていたことも──。
ならば、反省すべきは反省し、同時に腹の底から憤らなければならない。野放しにされたカルト教団によって夥しい数の被害者が生み出され続け、ついには元首相が銃殺される重大事件まで引き起こされてしまったことを。
◆嵐が過ぎるのを待つ者たちへ
元首相の政治思想や政治姿勢には微塵も賛意を覚えなかった私ですら憤りを抱くのだから、元首相の姿勢や各種政策を高く評価し、再登板すら望んでいた者たちは、その元首相が理不尽に殺されてしまったことを心底嘆き、強く憤り、猛り、その原因となったカルト教団に満身の怒りをぶつけて当然ではないのか。
なのに、現実はどうか。元首相をひたすら称揚して追随していた者たち――特に政界の追随者たちは、教団との関係を追及されて自らに火の粉がかかるのを恐れ、まさに嵐が過ぎ去るのを待つかのように首をすくめているのみ。一部の追従者は教団との関係をメディアに追及され、「知らなかった」「指摘されて初めて知った」などとトボけるだけ。
バカを言ってはいけない。票集めのために動員されたポッと出のタレント議員の類ならともかく、当選回数を積み重ねたベテラン議員があのカルト教団とその本質を知らなかったはずがない。
いや、もし本当に知らなかったというなら、自らの不明を心から恥じ、自らが称揚した元首相の死を嘆き悲しみ、その命を奪う原因となった教団に全力の怒りをぶつけて事態の解明に全霊を傾けるべきではないのか。
だが、自らの過ちも含めてすべてを明らかにし、身を投げ打って教団を追及しようと声を上げる者は1人たりとも出てこない。結局のところ、彼ら彼女らの本性はその程度だということなのだろう。
自らが称揚し続けた政権の主が銃殺されるという決定的重大事を前にしても、悔い改めることもなく、憤りを露にすることもなく、政治生命を賭けて真相の解明と教団の追及に全力を傾けることもなく、カマトトぶって嵐の過ぎ去るのを待つ。国の誇りとか、国を愛せとか、国民の生命を守るのが政治の使命などと常日ごろは勇ましいことを口にしていても、いざとなれば我が身の保身と政治的打算が第一。今回の歴史的重大事件は、そういう自称愛国者たちの薄っぺらな仮面も無惨に引き剥がして見せた。(2022.10)
■青木 理(ジャーナリスト)
元稿:現代ビジネス 主要ニュース メディアと教養 【担当:青木 理(ジャーナリスト)】 2023年03月27日 06:03:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【集英社新書】:日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す 著者: 橋爪 大三郎
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【集英社新書】:日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す 著者: 橋爪 大三郎
統一教会、日本会議…
宗教社会学の第一人者がタガの外れた政教癒着を警告
日本人は、宗教の訓練が足りない
◆内容紹介◆
カルトが日本を、蝕んでいる。
安倍晋三元首相暗殺を機に、統一教会が自民党に喰いこんでいた実態が明らかになった。
だが、病巣はもっと深い。
統一教会以外の宗教勢力も自民党に隠然と影響を与えている。
なぜこんなことになってしまったのか?
原点に立ち戻り、政治と宗教の関係を考え直す必要がある。
政府職員も市民もカルトの正体を見抜く基礎知識を身につけよう。
そして政教分離の原則を改めて体得しよう。
本書は宗教社会学の第一人者がカルト宗教の危険性を説き、民主主義と宗教のあるべき関係について、基本から明快に解説する。
◆識者の評◆
オウム事件や統一教会問題を経験した日本でもっとも必要な知識がここにある。
――有田芳生氏(ジャーナリスト/『改訂新版 統一教会とは何か』著者)
当代随一の泰斗が、
その尋常ならざる「読む力」と「書く力」の双方を注ぎ込んだ本書は、
今後「政治と宗教」の議論に参加する人々にとっての、
ひとつの確かな羅針盤になるに違いない。
――菅野完氏(著述家/『日本会議の研究』著者)
◆目次◆
序 カルト原論
第1部 生長の家から日本会議へ
第2部 統一教会と自由民主党
結 政教分離と民主主義
◆こんな疑問にも答えます◆
Qカルトは、ふつうの宗教とどう違いますか?
Q仏教にも出家があって、俗世間と離れます。これはカルトではない?
Qカルトはもともとよくない意味なのですか?
Qカルトが、カルトでなくなることもありますか?
Q仏教も、カルトになるのですか?
Q神道は、カルトになりますか?
Q政教分離とは、どういうことなのですか?
などなど
- 発売日:2023年3月17日
- 定価:本体1160円+税
◆著者略歴◆
橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう)
1948年生まれ。
社会学者。
大学院大学至善館教授。
東京工業大学名誉教授。
著書に『はじめての構造主義』『言語ゲームの練習問題』(講談社現代新書)、『アメリカの教会』(光文社新書)他多数。共著に『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸との共著、講談社現代新書、新書大賞2012)、『おどろきのウクライナ』(大澤真幸との共著)『一神教と戦争』『中国共産党帝国とウイグル』(中田考との共著、集英社新書)等がある。
元稿:集英社 主要出版物 【集英社新書】 2023年03月17日 09:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【集英社新書】:橋爪大三郎『日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す』を有田芳生さんが読む オウム事件や統一教会問題を経験した日本でもっとも必要な知識がここに(レビュー)
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【集英社新書】:橋爪大三郎『日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す』を有田芳生さんが読む オウム事件や統一教会問題を経験した日本でもっとも必要な知識がここに(レビュー)
◆オウム事件や統一教会問題を経験した日本でもっとも必要な知識がここに
この著作に眼を通してまずハッとしたのは、オウム真理教事件を契機に、アメリカやフランスは対処ができて、この震源地の日本でいままでまったく放置されてきた課題を提示してくれたことだ。それは欧米諸国で行われてきた若い世代への「カルト」(セクト)教育である。「カルトがカルトでなくなることはあるのか」「仏教でもカルトになるのか」など、具体的な問題を事実に基づいて説明しているから、とてもわかりやすい。
本書「序論」に置かれた「カルト原論」は、すべての世代に知られるべき基礎知識だ。中学生世代にも理解できる文体で書かれているので、各家庭に一冊、全国すべての図書館に置いていただき、親世代から子ども世代へと薦めてほしいと心底思う。オウム事件や統一教会問題を経験した日本でもっとも必要な知識がここにある。この序論だけでも一読の価値がある。
私は橋爪大三郎さんと一回だけお会いしたことがある。オウム真理教が地下鉄サリン事件を実行した一九九五年のことだ。テレビ朝日系の「サンデープロジェクト」でご一緒し、そのとき著作にサインしていただいた。私は事件報道に巻き込まれ、ただただ日々の課題を消化しているときだった。社会学者の分析に「すごいな」と思い、スタジオに著作を持参したのだ。あれから二八年になる。再び専門家の歴史的認識の深みと蓄積を本書で知った。
二〇二二年七月八日の安倍晋三元総理銃撃事件をきっかけにおびただしい統一教会報道が行われてきた。テレビや新聞報道などは、結局のところ「文鮮明機関」(フレーザー委員会報告、一九七八年)の本質に触れないところに限界がある。橋爪さんは、教祖の人生から、難解な『原理講論』の分析、紹介も行い、「反社会的カルト宗教」と分析した。序論がわかりやすい入門編だとすれば、続く「生長の家と日本会議」、「統一教会と自由民主党」は、この日本社会を不可視の世界で動かす組織を原理的に分析した応用編である。日本会議と統一教会の接点はあるのか。著者は「結論」で、日本会議も統一教会も、やがて政治の表舞台から消えていくと予測する。その根拠を明らかにした知的刺激に満ちた一冊だ。
■有田芳生 ありた・よしふ
●ジャーナリスト [レビュアー]有田芳生(参議院議員・ジャーナリスト)
元稿:BOOK Bang 主要出版物 【青春と読書 2023年4月号 掲載】 2023年03月26日 06:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【カルト宗教検証】:統一教会、日本会議、創価学会。それぞれが持つ問題の本質をえぐり出す資料を「どう読み解く」か
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【カルト宗教検証】:統一教会、日本会議、創価学会。それぞれが持つ問題の本質をえぐり出す資料を「どう読み解く」か
宗教社会学の第一人者である橋爪大三郎氏がカルト宗教の危険性を説き、民主主義と宗教のあるべき関係について、明快に解説した『日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す』が発売された。同書を読み「学者とはかくも恐ろしい生き物なのか……」との感想を抱いたのは、著述家の菅野完氏だ。<button class="sc-jYIdPM exDZtb" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-jYIdPM exDZtb" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button>
日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す
学者とはかくも恐ろしい生き物なのか……。 本書を通読したいま、そう恐れ慄いている。
昨年7月の安倍晋三横死事件以降、にわかに統一教会に対する社会的関心が高まった。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)のみならず、日本会議、そして公明党=創価学会と、政権与党・自民党のまわりには、とかく宗教勢力の姿が見え隠れする。それら宗教勢力がどれほどの影響を自民党に与えているのか、そして政治と宗教はそもそもどのような距離感を持つべきなのかについての議論が、あの不幸な事件を契機に、熱を帯びて展開されるようになったことは当然のことではあろう。
しかし、その議論はいささか冷静さを欠いてはいまいか。統一教会の悪辣さに目を奪われ、全体像を見失ってはいないか……。本書は、こうした「違和感」を出発点とし、「政治と宗教の関係」に関する議論を改めて冷静に、そして「民主主義を守る」という視点から、やり直そうと問いかける。
本書では、統一教会のみならず、日本会議と創価学会についても検証が加えられている。自民党を取り巻く三大宗教勢力の全てを横断的に論じきり、しかもそれを新書サイズにまとめ上げた橋爪大三郎の筆力は、まさに圧巻だ。 だが、私は、その「書く力」に、「学者という生き物の恐ろしさ」を感じたのではない。
自民党をとりまく宗教勢力の様子を横断的に捉え議論しようとする試みはこれまで何度もなされてきた。しかしそのほとんどは失敗に終わっている。何故か。書くために必須の「読む作業」が出来ないからだ。宗教勢力は膨大な数の書籍やパンフレットを通じて教義や主張を宣伝する。ひとつの団体だけならまだしも、複数の団体の印刷物を横断的に読み込むなど、物理的に不可能なのだ。
しかし橋爪大三郎はそれを見事にやってのけた。無論それは先行研究の参照という形で行われているのだが、そのセレクトが実に素晴らしい。膨大に積み上がった資料の山から、統一教会、日本会議、創価学会のそれぞれが持つ問題の本質を抉り出す資料に、最短距離かつピンポイントで到達している。その手際の鮮やかさと確かさこそ、学者の真骨頂だろう。
そう。私は、橋爪大三郎の「読む力」にこそ、「学者という生き物の恐ろしさ」を感じ、畏敬の念を覚えたのだ。
当代随一の泰斗が、その尋常ならざる「読む力」と「書く力」の双方を注ぎ込んだ本書は、今後「政治と宗教」の議論に参加する人々にとっての、ひとつの確かな羅針盤になるに違いない。
文/菅野完
元稿:集英社 主要出版物 集英社新書 【集英社オンライン】 2023年03月24日 16:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【考察】:安倍元首相なら「関係を清算しろ」と言うだろう…宗教団体とズブズブの自民党が今すぐやるべき3つのこと
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【考察】:安倍元首相なら「関係を清算しろ」と言うだろう…宗教団体とズブズブの自民党が今すぐやるべき3つのこと
日本には、政治の世界に影響力を持つ宗教団体が存在する。社会学者の橋爪大三郎さんは「宗教政党である公明党や日本会議、統一教会の助けを借りないと、現在の自民党は与党でいられない。国政に関与しないよう公明党は解散し、自民党は宗教団体との関係を清算すべきだ」という――。<button class="sc-jYIdPM exDZtb" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-jYIdPM exDZtb" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button>
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/oasis2me(株式会社プレジデント社)
※本稿は、橋爪大三郎『日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す』(集英社新書)の一部を再編集したものです。
■政党と宗教団体のWin-Winな関係
さて日本では、(カルト教団であってもそうでなくても)宗教団体が政治的パワーを持つ、という現象がある。これは、どういうことなのか。
それは、選挙のときに、まとまった票が見込めるからである。宗教団体票である。
すると、政党は、選挙を有利に運ぼうと、宗教団体と良好な関係を築こうとする。 宗教団体は、票と引き換えに、政治的な要求を政党に持ちかけることができる。これが、宗教団体の政治的パワーの源泉である。
宗教団体が、集票マシンになる。――これは、日本では当たり前だと受け取られ、あまり不思議に思われない傾向がある。けれども、国際的にみると、とってもとっても、特殊な現象である。西欧社会、たとえばアメリカでは、こんなことは考えられない。「特殊な現象」を通り越して、スキャンダルと言ってもいいほどである。
■公明党への集票に燃え上がる創価学会
創価学会の政治力の源泉は、学会員の献身的な選挙活動である。 選挙になると、創価学会は燃え上がる。親戚や友人に電話をかけまくる。ビラを配布して回る。ポスターを貼る。選挙事務所をボランティアで手伝う。ほかの政党がうらやむほどの厚い支援を、公明党は受けることができる。浮動票を集める力は、それほど大きくないかもしれない。けれども、確実に読める票が集まることほど、心強いことはない。
小選挙区制度のもと、自公の選挙協力は洗練の度を加えている。一人区の立候補を、自民党と公明党で調整する。「一人区は自民党、比例区は公明党」などと、投票を依頼する。両党が綿密に協力して、目一杯の議席を獲得して分け合うことをはかる。
政党と政党が、選挙協力をしたり、政策協定を結んだり、連立政権を組んだりすることは、問題がない。ふつうの政党同士であるならば。
公明党は、創価学会の価値観、世界観をもとに行動する、宗教政党である。創価学会の価値観、世界観がストレートに政治に反映してしまう点が、問題なのである。
■宗教政党・公明党はなぜ存在するのか
宗教教団が政党をつくる。こういう、民主主義の原則と合わないことが起こったのは、創価学会の世界観によるところが大きい。
創価学会の人びとはたぶんこう思った。政治家は腐敗し、汚職にまみれている(そうだろう)。一般大衆を大事にする、大衆のための政治が必要だ(そうだろう)。いまある政党はどれも信頼ならないから、清潔で信仰を持つ人びとの新しい政党が必要だ(ここが問題だ! )。
この最後のところが、キリスト教にもとづく西側世界の考え方と、まるで違っている。そして、民主主義の原則から逸脱していく、原因になっている。本人にそのつもりがなくても。
キリスト教は考える。人間は罪深い。しょっちゅう間違いを犯す。社会が不完全なのは当たり前である。政党も同じだ。正しい信仰というものはある。だが、正しい信仰を持っている人びとが政党をつくったからといって、ほかの政党よりましなものができるわけではない。創価学会の信仰が正しいからと言って、創価学会が政党をつくれば政治がよくなる、とは決して考えないのだ。
そのかわりに、どう考えるか。人間は間違えるが、悔い改め、間違いを正すことができる。誰にもそのチャンスがある。選挙がその機会だ。有権者が議員を選び、代表として行動する権限を与える。だがそれは条件つきだ。有権者の信託に応えなければ、つぎの選挙で落選する。どこかに理想の政治や政党があるわけではない。不断にそうやって、互いの過ちを正していくことが、政治をよくする唯一の道である。
だから教会は、「公明正大で」「清らかな」よい政党などそもそも存在しないと考える。一人ひとりが神に導かれ、まあましな行ないがどうにかできるだけだ。─こう考えれば、現実的であり、民主主義の原則とも合致する。
■「いい政党をつくろう」では政治はよくならない
創価学会は、既存の政党を信頼せず、憎み、前途がないものと思った。だから、ピュアな政党として、公明党をつくった。
これは、政治思想として、間違っていると思う。少なくとも、民主主義の考え方ではない。いい政党/よくない政党があります。いまある政党はよくない政党で、救いようがないです。だから、いい政党=公明党が必要です。これでは、政治はよくならない。むしろ、いまある政党の欠点を正して、少しでもましな政党につくり替えていく努力が大切だ。公明党さえよければいい、という考え方では、それ以外の政党がそのままになってしまう。
むしろ、創価学会としては、政治に対して厳しい批判の目を向け、個別の政策や候補者のよしあしをチェックする役割に徹したほうがよかったろう。そのためのメディア(新聞や雑誌など)も持っているのだから。
■公明党は解散し、地域政党として存続すればよい
それでは、公明党はどうすればいいか。
国政政党としての公明党は、解散するのがよいと思う。
そうすれば、創価学会⇒政治、の影響力について、一般国民の疑念を持たれなくてすむ。日本の政治も、国会運営も、ずっとすっきりするはずだ。
非自民連立政権(細川政権)の当時、公明党自身が、その道を模索した。そのあと、自公連立政権の時代が続いているが、いつまでも続くはずがない。民主主義の原点に戻ろう。公明党は、母体である創価学会を大事に思うなら、国政政党としては店じまいするのがよい。
県政以下の地方自治については、どうか。公明党が、政党としての活動を続けたいなら、地域に貢献する政党として、存続すればよいと思う。地方議会の政党は、国政の立法に関与しないのだから、宗教教団と深いつながりがあっても、社会に与える害は少ないからだ。
■共産党は看板を下ろし、反省と謝罪を
それでは、共産党はどうすればいいか。
共産党は、もともとマルクス主義の革命党だった。それがなし崩しに議会主義の政党になった。にもかかわらず、党内民主主義のあり方が不透明で、上意下達の民主集中制をそのままにしている。
まず、共産党の看板を下ろそう。そして、共産党の時代のさまざまな過ちを反省し、謝罪しよう。昔、暴力革命路線をとったこと。リンチ殺人事件で有罪となった人物がずっと党の指導的地位にあったこと。組織原則を改め、党内民主主義を確立し、ふつうの政党に生まれ変わろう。野党がもし再編統一するなら、この際解党して、新政党に合流するのもよいと思う。
それでは、乱立する野党はどうすればいいか。
自民党の長期政権が続いているのは、野党がふがいないことが原因の一つである。
私に言わせると、野党は、政治のなんたるか、政党のなんたるかがわかっていない。
政党は、選挙区で議員を育てる地方組織である。政党は、与党と野党と、二つあれば十分である。人脈や、考え方(イデオロギー? )や、過去のいきさつや、支持母体の違いで細かく分かれてはいけない。自民党が、政党として近代化できていない、いまのうちがチャンスだ。しかも自民党は、公明党の助けを借りないと過半数が取れない。それでも足りなくて、日本会議や統一教会の手も借りている。そんな自民党に、有権者の大半はあきあきしている。
■野党は一つになって「有権者のための政党」へ
乱立している野党は、どれも解散して、一つになりなさい。
ただし、統一教会との関係が疑われた野党(たとえば、日本維新の会)は、事実関係を明らかにし、処分と謝罪をしてから、解散しなさい。
政策を近づけよう、などとしてはいけない。口もききたくないほど仲が悪くても、気にしてはいけない。まず、仕組みをつくる。有権者の意思が議会に届く、パイプを設計する。選挙区の候補の公認は、予備選で有権者に決めてもらうのがいちばんいい。党の役職は、あとでゆっくり選挙で決めればいい。とにかく一度、総選挙を戦える体制をつくろう。
有権者は、いまのままの政治でいいと思っていない。その有権者の思いをきちんと言葉にして、健全な市民・有権者の思いをストレートに政策に結びつける仕組み(選挙区ごとの組織)をつくろう。それができれば政権は取れる。いや、政権を取ることを目的にしてはいけない。正しくて有効で近代的な政治のスタイルを、創作する。それを目標にしよう。
総選挙は、三回ぐらい続けて負けることを覚悟する。有権者のためを考える。有権者に合わせてはいけない。自民党よりはるかにましな政党をつくる覚悟がなければ、政治家はやめたほうがいい。
■自民党が急いでやるべき3つのこと
さて、自民党をどうすればいい。
自民党は、近代的な政党のかたちをなしていない。
それに手をつけるのが大事なのだが、これは時間がかかる。その前に急いでやることが三つある。
第一。統一教会と絶縁する。絶縁するやり方は、本書の第2部でのべた。すぐやるべきだ。
第二。日本会議と絶縁する。宗教団体に票の取りまとめを頼まない、とはっきり決める。業界団体や地元後援会とはつき合ってよいが、宗教団体とは距離を置く。これを、党の方針としてはっきりさせよう。
第三。公明党との連立を解消しよう。公明党は、宗教教団を母体とする政党で、自公連立は政教分離の原則、民主主義の原則に反するからだ。
自民党はもともと、創価学会・公明党と手を結ぶことに、反対の意見が強かった。当然だろう。自民党はその原点に、立ち戻る必要がある。
統一教会とのズブズブの関係を続けてきたことが背景になって、最大派閥の長で、元首相の安倍晋三という、自民党の大事な政治家を失った。悔やみ切れない無念な事件である。
安倍元首相がいまの自民党を見れば、何と言うだろうか。こんな結果を招いた自らの政治家としての人生をふり返って、思うところがあるだろう。そして、こう言うだろう。宗教団体との不明瞭で怪しい関係をそのままにしないで、きちんと清算しなさい。国民に胸を張れるような近代的な政党に生まれ変わりなさい。私には、そう言っている声が聞こえる。
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橋爪 大三郎(はしづめ・だいさぶろう) 社会学者 1948年神奈川県生まれ。大学院大学至善館教授。東京工業大学名誉教授。77年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『皇国日本とアメリカ大権』(筑摩選書)、『中国VSアメリカ』(河出新書)など著書多数。共著に『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸との共著、講談社現代新書、新書大賞2012を受賞)、『おどろきのウクライナ』(大澤真幸との共著、集英社新書)『中国共産党帝国とウイグル』(中田考との共著、集英社新書)など。
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元稿:PRESSIDENT Online 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・担当者:橋爪 大三郎 社会学者 】 2023年03月28日 10:17:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【旧統一教会】:最盛期には毎年1000億円が韓国へ送金された…日本で大金を稼いだ「収奪のメカニズム」
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【旧統一教会】:最盛期には毎年1000億円が韓国へ送金された…日本で大金を稼いだ「収奪のメカニズム」
統一教会はどうやって信者を獲得し、金銭を集めているのか。社会学者の橋爪大三郎さんは「まじめで知力の高い若者ほど統一教会の教義に共感しやすい。まもなく神の王国が建設される、と信じさせることで、信徒の時間とエネルギーと金銭を際限なく提供させている」という――。
※本稿は、橋爪大三郎『日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す』(集英社新書)の一部を再編集したものです。<button class="sc-jYIdPM exDZtb" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-jYIdPM exDZtb" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button>
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/y-studio(株式会社プレジデント社)
■マルチ商法は本人が儲けるつもりで参加する
いわゆる霊感商法は、マルチ商法と違って、もっと悪質で組織的な犯罪である。
商取引は、売り手、買い手の双方の合意(契約)によって成立する。その際、商品についての情報が正しく伝えられていること、合意(契約)が任意になされること、などの条件が満たされている必要がある。相手を騙せば、詐欺になる。
マルチ商法は、ネズミ講と類似していて、新規の加入者を募り、ネットワークが拡大していくと、早くに加入していたものが配当を受け取り、儲かる仕組みとなっている。ネズミ講はただ出資するのだが、マルチ商法の場合は、商品を買い取る商取引の外見をとっている。
マルチ商法は、取引きの仕組みの説明を受け、本人が合意して、儲けるつもりで参加する。結果的に儲からず、大部分のひとは被害に遭う。
■「不幸から逃れられる」と騙す霊感商法
霊感商法の場合は、ネットワークは存在せず、ターゲットとされた顧客が、本来なら買わなくてもいい商品をつぎつぎ高額で買わされてしまう、というやり方である。 なぜ買わされるのか。統一教会(*)の信徒がチームをつくって、顧客の心理をたくみに操り、どうしても商品を買わなければならない心理状態にさせてしまうのである。
顧客は、統一教会の信仰を持つわけでも、その世界観をシェアするわけでもない。売り手が統一教会であることを、そもそも知らないかもしれない。しかし、先祖の祟(たた)りだとか、本人が理解できる不幸の原因を吹き込まれて、それを逃れられるならばと、商品を買う。あるいみ合理的に、非合理な行動をしているのである。
対する売り手のチームは、相手を騙しているという一致した認識を持っている。そして、統一教会の信仰を共有している。統一教会は資金が必要だ。資金を集めるのは正しいことだ。だから教団の任務として、また、信仰を持つ者の義務として、チームとして行動する。そのためのマニュアルもある。売り手のチームの人びとも、合理的に行動している。
この組み合わせが霊感商法だ。
霊感商法は、マルチ商法と違って、どこまでも自分で拡大していくメカニズムを持っていない。代わりに、つぎつぎ獲物となる顧客を見つけなければならない。反社会的な販売方法なので、社会問題となる。そして、早晩、行き詰まる。
*正式名は世界基督教統一神霊協会。いまは、世界平和統一家庭連合と名前を変えている。新聞などは「旧統一教会」と表記するが、本稿では歴史を尊重して、統一教会(Unification Church)と呼ぶ
■自分や家族中心の世界から、外の世界へ
そもそもなぜ、多くの若者が、こうしたカルトの一員となるのだろうか。
それは、若者が若い時期に共通に経験する、精神世界の形成と世界観の獲得に関係する。
子どもは家族の一員として育ち、家族に依存している。
次第に、友人との社会関係に、軸足を移す。仲間に受け入れられるかどうか。はじめはおっかなびっくりだ。そして、仲間との結束を優先し自分を犠牲にすることができるなら、このプロセスは完成する。そして、それを経由して、最終的には、
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自分(自分の世界)――家族――社会集団(仲間の世界)――世界(世界観)
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という精神世界の広がりを手に入れる。これが大人だ。
日本の学校では、部活やサークルが大きな意味を持つ。子どものころからの世界を打ち破る社会集団として大事なのだ。部活には、甲子園やインターハイなどの目標がある。その目標に、かなりの時間とエネルギーを使って、みなで献身する。自分や家庭を中心にした世界を乗り越え、社会的な能力を手に入れる。
■卒業できないカルト宗教の有害性
部活やサークルは害が少ない。卒業してしまえば、解放される。それに経済や政治や宗教と切り離されている。どんな経済活動をするかは、本人の就職の問題。どんな政治思想や宗教を選びとるかは、本人がどんな世界観を身につけるかの問題である。
学生運動も、部活やサークルと似たところがある。学生運動は、政治と関係あることになっている。けれども卒業し、就職してしまうと、たいてい学生運動と関係なくなる。
統一教会のようなカルト的な宗教団体は、これと異なる。第一に、卒業がない。いったん加入すると、離脱しない(できない)仕組みになっている。第二に、資金集め(経済活動)をさせられる。社会的な非難を浴びるかもしれない。第三に、宗教団体は特有の世界観を持っている。それを受け入れることが求められる。要するに、青年期に必要な社会集団(仲間の世界)も世界観もいっぺんに与えられて、当人の半生を包み込んでしまうのである。
カルト的でないふつうの宗教は、こうしたことがない。ふつうの宗教は、経済とも政治とも無関連化されている。その宗教を選び取って、世界観に組み込むとしても、経済や政治やそれ以外の領域を、自分の考えによって組み立てなければならない。つまり、害がない。
■標的となるのはまじめで知力の高い若者
ではどんな人びとが、統一教会に引き込まれるのだろうか。
きっかけは、街頭のアンケート調査とか、友達にビデオ・セミナーに誘われたとか、いろいろであろう。総じて言えば、統一教会に引き込まれるのは、まじめで知力の高い若い人びと、つまりごくふつうの人びとである。
統一教会は、性にこだわり、性が堕落と罪の始まりであるとし、純潔を強調する。消費社会の爛熟(らんじゅく)や歪んだ性文化に眉をひそめるタイプの若者は、この教えに共感を覚える。また統一教会は、聖書の解釈というかたちで、体系的な世界観を提供する。キリスト教や聖書になじみのなかった若者は、キリスト教っぽい外見を真に受けて、その教義を受け入れてしまう。
統一教会は、部活やサークルのノリがある。信徒を増やすことは、組織の目的でもあり信徒の実績にもなるので、みなとても親切だ。有田芳生『改訂新版 統一教会とは何か』(2022年、原著は1992年)は、献身(専従者となること)してニセ募金や霊感商法に日々を送った当時の、元信徒の日常を生々しく描いている。
■統一教会の技法は「洗脳」とまでは言えない
アメリカでキリスト教系カルトの反社会的事件が問題になり、教団から連れ戻した若い信徒を「脱洗脳」する専門家が現れた。キリスト教の牧師やソ連の洗脳の技術に詳しい臨床心理学者らである。
カルト宗教が人びとを信じさせるのが洗脳なら、信じさせられた人びとに責任はない。でもそのかわり、信徒であった当時の人格は、本人の人格と認められないことになる。これはこれで、辛(つら)いものがあるだろう。
統一教会の場合、人格改造セミナーのような技法を使うとは言え、洗脳であるとは言いにくい。それは、宗教の枠内にとどまっており、本人の納得と同意にもとづいて、教団の活動に従事させている。本格的な洗脳の技法で、本人の人格を操作しているとまでは言えない。
それなら、統一教会の反社会性は、どこにあるのか。
■信徒は文鮮明が主宰する世界に閉じ込められる
それは、統一教会が、「地上の神の王国」という、経済と政治と宗教にまたがる閉じた世界観を提供し、その内部に信徒を閉じ込めるところから生まれている。
先の図式で言えば、統一教会が提供するのは、社会集団(仲間の世界)=世界(世界観)という閉じた世界であり、その世界を、再臨のメシア(文鮮明)が主宰している。信徒はそこで、生きる意味と価値を与えられる。よってそこから、抜け出すことができにくくなる。
この閉じた世界は、信徒から、時間とエネルギーと金銭を吸い上げる。信徒がそれを提供しておかしいと思わないのは、そうした貢献は、意味があり、価値があり、「地上の神の王国」を実現させるためである、と信じるからだ。「地上の神の王国」が実現するなら、そうした努力と献身は報われる。「地上の神の王国」は、甲子園やインターハイが大がかりになったようなものなのだ。
■時間とエネルギーと金銭を収奪するメカニズム
統一教会は、大規模で体系的な収奪のメカニズムをこしらえた。とくに日本で。
これは、周到に計画されており、反社会性が高い。カルトの条件にもぴったりあてはまる。それがどんなメカニズムなのか、整理してみよう。
収奪の第一。信徒の時間とエネルギーと金銭をいくらでも提供させる。
なぜ統一教会の信徒は、時間やエネルギーを教団に提供するのか。それは、メシアが到来して、まもなく神の王国が建設される、と信じるからである。
人間は、信仰のため、あるいは自分の信じる価値のため、時間とエネルギーを用いる。それなりの金銭も提供する。当たり前のことである。 統一教会の場合、それが極端である。学校をやめ仕事をやめ、すべての時間とエネルギーを提供することが望ましいとされる。実際にそうする人びとも多い。それは、望ましいだけではなく、義務である。
なぜなら、神の王国は、神が100パーセント自分の手で建てるのではなく、人間の協力と献身も必要だからだ。人間の力が合わさらないと、この世界は完成しない。文鮮明の主要著作『原理講論』の説く神学である。だから時間もエネルギーも金銭も、自分の持てるすべてを投入する。その見返りは、信仰をまっとうしたという満足感だ。
統一教会が信徒に求める信仰と献身は、度を越している。信徒が通常の社会生活を送るのをむずかしくする。家庭や社会にマイナスをもたらす。カルトの定義に、ぴったりあてはまる。収奪なのは明らかだろう。
■ワゴン車で農村を巡るニセ募金キャラバン
収奪の第二。一般市民を騙して金銭を収奪する。
統一教会は、金銭をかき集めようという要求が、ほかの新宗教と比べてもケタ違いに強い。ノルマを信徒に割りあてる。集金のための活動も組織している。有田芳生『改訂新版 統一教会とは何か』から紹介しよう。
ニセ募金の場合。……信徒数名がチームとなって、ワゴン車で寝泊まりしながらキャラバンで農村を回る。身元を明かさず、適当な慈善募金の名目で、1軒ずつ署名を集めて回る。地図をもとにルートを決める。村外れの家から始め、1000円を寄附してもらえると、あとは横並びで寄附してもらえる。集まった募金は大部分を教団に上納する。自分たちの食費にもあてる。ごく一部は寄附されるかもしれない。信徒は朝から晩まで、ほとんど寝る間もない。
ほかに、珍味販売などのキャラバンもある。その日のノルマに達しないと、夜は繁華街で遅くまで販売を続ける。
霊感商法の場合。……印鑑展や壺・多宝塔の展示会でゲスト(犠牲者)を集め、ビデオ・セミナーのあと霊界を信じるか、貯金の額などを聞き出す。トーカー(霊能師役)、ヨハネ役(先生を証(あかし)する役)、などと手分けをして、ゲストを説得する。先祖の因縁などと言いくるめるのだ。1000万円以上の貯金があるゲストをS客といい、なかには1億円出すゲストもいた。
■「罪を犯した日本が献金するのは当たり前」
収奪の第三。日本から韓国に送金する。
統一教会の活動資金の大部分は、日本から韓国への送金でまかなわれた。最盛期には毎年1000億円。数百億円だった時期も長かった。それらすべては、日本の信徒の献身と、被害者の犠牲によってまかなわれたのである。目標どおりに資金を集められれば、統一教会の専従職員は上司に評価されただろう。
このほか合同結婚式に参加する際にも、50万円とか150万円とかの現金を持参するようにとも言われる。 日本はエバの国だと、『原理講論』に書いてある。だから、献金するのは当たり前なのである。韓国の人びとの歴史認識にも合っている。
■潤沢な活動資金を稼ぐ三段ロケット
以上をまとめると、こうなる。
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A 信徒の時間とエネルギー(無償労働)
⇩
B 一般市民の金銭を巻き上げる(集金マシン)
⇩ C 韓国へ送金する(送金マシン)
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全体は、三段構えのロケットになっている。
第一段(A)は、信徒の無償労働でまかなわれている。ビジネスで言えば、賃金を支払わないのだから、売上げがそのまま収益になる。丸もうけである。第二段(B)は、その燃料(信徒の無償労働)をなるべく効率的に、現金に変換する。それは、一般市民を騙して金銭を巻き上げることだ。第三段(C)は、韓国への送金。送金された潤沢な資金は、統一教会の関連企業に投資されたり、政治工作資金になったり、そのほかの活動資金になったりするのだろう。
■ふつうの人が集金マシンの歯車になっている
日本のメディアはしばしば「霊感商法」(だけ)を、統一教会のスキャンダルとして取り上げる。社会常識にも道徳にも反する、と。それはそうだが、霊感商法(B)を、全体の文脈のなかに置いてみなければならない。そもそも霊感商法は、信徒が組織的に行なう活動である。信徒は「正しい」と思って、この活動に従事する。信仰とその世界観が、それを可能にする。
霊感商法の個々の手口が悪質かどうか、が問題なのではない。ふつうの人びとが統一教会の信徒となることで、こうした組織活動(組織犯罪と言ってもよいレヴェルである)に積極的に参加し、この集金マシンの歯車となることのほうがずっと問題だ。
そして、このような集金マシンが日本国内で大量の資金を調達し、それを毎年韓国に送金していること(その一部は、北朝鮮に流れているかもしれないこと)が、ほんとうの問題だ。
かつてこの問題を、当局が調査しようとしたとき、「政治の力」が働いてストップさせた。その「政治の力」(当時の自民党首脳)は、国益と社会正義に害をなすきわめつきの犯罪者だと言わなければならない。
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■橋爪 大三郎(はしづめ・だいさぶろう) 社会学者
1948年神奈川県生まれ。大学院大学至善館教授。東京工業大学名誉教授。77年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『皇国日本とアメリカ大権』(筑摩選書)、『中国VSアメリカ』(河出新書)など著書多数。共著に『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸との共著、講談社現代新書、新書大賞2012を受賞)、『おどろきのウクライナ』(大澤真幸との共著、集英社新書)『中国共産党帝国とウイグル』(中田考との共著、集英社新書)など。
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元稿:PRESSIDENT Online 主要ニュース 政治・金融・財政 【トレンド・担当者:橋爪 大三郎 社会学者 】 2023年03月25日 10:17:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【注目の最新刊】:統一協会問題の闇 ■国家を蝕んでいたカルトの正体
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【注目の最新刊】:統一協会問題の闇 ■国家を蝕んでいたカルトの正体
◆この本の内容
安倍晋三元総理の銃撃事件を機に再び動き始めた旧統一協会(世界平和統一家庭連合)を巡る問題は、日本が抱えるさまざまな課題を浮き彫りにした。
銃撃犯・山上徹也を生んだ「宗教2世問題」、杜撰極まりなかった要人警護の在り方、不当な高額献金や悪質な勧誘に見て見ぬふりをした穴だらけの法規制、そして、結果として数多くの政治家が取り込まれていた「政治と宗教」の歪な関係など――。
1992年、芸能人や有名アスリートらが参加した国際合同結婚式が連日ワイドショーで報じられ、マインドコントロールによる勧誘や悪質な霊感商法が大きな社会問題となったにもかかわらず、なぜ、韓国発のカルト教団が日本社会のなかで今に至るまで存続できたのか?
その答えは30年前に遡る。
「オウムの次は統一協会だ……」
1990年代半ば、本書の著者の一人で、かつて『朝日ジャーナル』や『週刊文春』誌上で統一協会をテーマに批判記事を精力的に書いてきたジャーナリストの有田芳生氏にこう告げたのは、取材の過程で知己を得た公安の最高幹部だったという。
「当時、公安は統一教会をマークしていました。それにはいくつもの理由があります。(中略)なぜかマスコミではほとんど報じられていませんが、1969年、日本にあった統一教会の関連企業は、韓国にある教団系武器メーカーから殺傷能力のある空気散弾銃2500丁輸入し、この問題は国会でも取り上げられました」(有田氏)
公安の次なるターゲットが統一協会と聞いてから10年の月日が流れた2005年、有田氏が再び邂逅したその元幹部らに「(この10年間)何もありませんでした。今だから話せることを教えてください」と詰め寄ると、その元幹部は苦渋に満ちた表情でこう言葉を絞り出したという。
「政治の力があった……」
なぜ捜査に突如としてブレーキがかかったのか? 待ったをかけたのは一体誰なのか? そして、そもそも統一協会は一体何を目指していたのか?
その後、統一協会はいくつのも訴訟を抱えていたにもかかわらず、いつの間にか「世界平和統一家庭連合」と名前を変え、何事もなかったかのように国家権力の中枢に近づいていったのだ。
教祖・文鮮明、北朝鮮の「建国の父」・金日成、統一協会と表裏一体の関係にある反共政治団体「国際勝共連合」、戦後の大物右翼・児玉誉士夫、笹川良一、そして、故・安倍晋三元総理の祖父。「昭和の妖怪」・岸信介……。「70年安保」という政治の季節が過ぎ去った束の間の静けさのなか、多くの魑魅魍魎が蠢き、日本を「サタン」の国と定義する統一協会は徐々に日本社会に侵食していく。
本書のもう一人の著者である漫画家の小林よしのり氏が言う。
「侵略とは、究極的に言えば他国の憲法を書き替えることだ。統一協会という『反日・反天皇カルト』を掲げる外国勢力に、日本はいつの間にか国家権力の中枢まで蝕まれていた。これは武力を伴わない『ステルス侵略』にほかならない!」
統一協会が教勢を増していた1987年、ある一つの事件が起きる。
折しも、有田氏が執筆していた『朝日ジャーナル』が猛烈な統一批判キャンペーンを展開した直後のことだった。それが、戦後犯罪史上、言論の自由を脅かす凶悪事件として社会を震撼させた「朝日新聞阪神支局襲撃事件」をはじめとするいわゆる「赤報隊事件」だった……。
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2023年夏前には、協会への解散命令が出される公算が高い。そして、安倍元総理を襲った山上徹也被告の裁判も始まる見通しだ。
だが、統一協会が韓国発の「反天皇・反日」を唱えるカルト教団であり、我が国の公安がいくつもの不可解な動きを把握していたにもかかわらず、「保守」を自称する多くの国会議員が協会にすり寄っていた事実は、今もって多くの謎を残したままだ。
今回、自身の親族が統一協会のマインドコントロールによって「集金奴隷」と化し、その後家族で奪還を試みるも叶わなかった小林よしのり氏と、日本のカルト問題を長年にわたって取材し続けてきた有田芳生氏が、「空白の30年」の深層に光をあてる。
◆著者プロフィール

小林よしのり
1953年、福岡県生まれ。漫画家。大学在学中に『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』(集英社)、『おぼっちゃまくん』(小学館)など数々のヒット作を世に送り出す。1992年、『週刊SPA!』(扶桑社)誌上で『ゴーマニズム宣言』を連載開始。このスペシャル版として90万部を超えるベストセラーとなった『戦争論』(幻冬舎)をはじめ、『天皇論』(小学館)、『コロナ論』(扶桑社)などを次々と発表。新しい試みとしてメルマガ『小林よしのりライジング』(まぐまぐ大賞2022年受賞)の配信や、身を修め、現場で戦う覚悟をつくる公論の場として「ゴー宣道場」も主催する。近著にジャーナリストの有田芳生氏との共著『統一協会問題の闇 国家を蝕んでいたカルトの正体』(扶桑社新書)がある

有田芳生
1952年、京都府生まれ。ジャーナリスト。出版社勤務を経て、1986年にフリーランスに転身。『朝日ジャーナル』(朝日新聞社)で霊感商法批判キャンペーンに参加。その後、『週刊文春』(文藝春秋)などで統一教会問題の報道に携わる。都はるみ、阿木燿子、宇崎竜童、テレサ・テンなどの人物ノンフィクションを週刊誌各誌で執筆。2010年、参議院選挙に出馬し初当選。2022年まで2期務め、拉致問題、ヘイトスピーチ問題に取り組む。近著『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店)、『北朝鮮 拉致問題――極秘文書から見える真実』(集英社新書)のほか著書多数。メルマガ「有田芳生の『酔醒漫録』」(まぐまぐ)で統一教会のタブーを精力的に発信する
著者名 | |
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判型 | 新書判 |
定価 | 946円(本体860円+税) |
発売日 | 2023/03/01 |
元稿:扶桑社 主要出版物 書籍・ムック 【社会・経済・思想】 2023年03月17日 07:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【話題】:自民党の統一教会汚染 追跡3000日 著/鈴木エイト
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【話題】:自民党の統一教会汚染 追跡3000日 著/鈴木エイト
〈 書籍の内容 〉
- 安倍元首相と教団、本当の関係。
メディアが統一教会と政治家の関係をタブーとするなか、教団と政治家の圧力に屈せずただひとり、問題を追及しつづけてきたジャーナリストがすべてを記録した衝撃レポート、緊急刊行!
〈事件の10か月前、この宗教団体のフロント機関が主催するオンライン集会に予め撮影したビデオメッセージでリモート登壇した安倍は基調演説の中で、教団の最高権力者への賛辞を述べていた。全世界へ配信された安倍の基調演説を見た山上は犯行を決意。この”動機”は山上の思い込みなのか、それとも一定以上の確度をもって裏付けられるものなのか。その検証は第2次安倍政権発足後、9年間、3000日以上にわたって自民党とこの宗教団体の関係性を追ってきた私だけがなし得るものだった。日本の憲政史上最も長い期間、内閣総理大臣を務めた安倍が殺害されるに至った道程を記す。〉(プロローグより)
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 事件以降、次々と明るみになる自民党と旧統一教会の関係を、その何年も前から追い続けていたのが鈴木エイト氏です。鈴木氏は、刊行の当てもないままこの本の元となった原稿を以前から書きためていました。テレビ出演など大忙しのなかその原稿に大幅加筆し、この緊急刊行にこぎ着けることができました。圧力に屈せず真実をひたすらに追い続けたジャーナリストの、覚悟と執念の集大成です。
- 〈 電子版情報 〉
- 自民党の統一教会汚染 追跡3000日
Jp-e : 093801230000d0000000
安倍元首相と教団、本当の関係。
メディアが統一教会と政治家の関係をタブーとするなか、教団と政治家の圧力に屈せずただひとり、問題を追及しつづけてきたジャーナリストがすべてを記録した衝撃レポート、緊急刊行!
〈事件の10か月前、この宗教団体のフロント機関が主催するオンライン集会に予め撮影したビデオメッセージでリモート登壇した安倍は基調演説の中で、教団の最高権力者への賛辞を述べていた。全世界へ配信された安倍の基調演説を見た山上は犯行を決意。この“動機”は山上の思い込みなのか、それとも一定以上の確度をもって裏付けられるものなのか。その検証は第2次安倍政権発足後、9年間、3000日以上にわたって自民党とこの宗教団体の関係性を追ってきた私だけがなし得るものだった。日本の憲政史上最も長い期間、内閣総理大臣を務めた安倍が殺害されるに至った道程を記す。〉(プロローグより)(底本 2022年9月発売作品) - 定価:1,760円(税込み)
元稿:小学館 主要出版物 【自民党の統一教会汚染 追跡3000日】 2022年09月26日 07:03:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【週刊ポスト】:【鈴木エイト氏が追跡3000日】旧統一教会と関係していた国会議員168人名簿
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【週刊ポスト】:【鈴木エイト氏が追跡3000日】旧統一教会と関係していた国会議員168人名簿
自民党がようやく旧統一教会との関係をアンケート調査するというが、あまりに遅く、そして手ぬるい。9月26日に新刊『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』を上梓するジャーナリスト・鈴木エイト氏は約9年間、3000日以上にわたって、議員と教団との関係を調査し、取材してきた。鈴木氏が「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人リスト」を一挙公開する。
3000日以上にわたって、議員と教団との関係を調査し、取材してきたジャーナリスト・鈴木エイト氏
* * *
安倍晋三・元首相の銃撃事件以来、国民は自民党政治家のウソと誤魔化しのオンパレードを見せられてきた。
「これまで一切の関係を持っていない」
茂木敏充・幹事長が党と旧統一教会との関係をそう全面否定したかと思うと、同教団との接点が明らかになった議員たちは口々に、
「教団の関連団体とは全く知らなかった」
そんな白々しい言い逃れを繰り返した。
さらに岸田文雄・首相は2回も教団との“絶縁”を宣言し、それでも党内の旧統一教会“汚染”が続々発覚して批判がやまないと見ると、「個々人の活動については、それぞれの議員が適切に説明を行なっていく」という方針を撤回して党所属の全議員に教団との関係をアンケート調査して結果を公表すると言い出した。
それで国民の批判をかわせると考えているなら大間違いだ。鈴木氏はこう言う。
「アンケート調査は単なるガス抜きで、『やってますよ』というポーズに過ぎない。自己申告では教団と本当に深い関係を持っていた議員、バーター取引をしていた議員、教団の体制保護に寄与していた議員たちが正直に名乗り出るとは思えません。本気で調査するつもりなら、外部の人間を入れない限り無理だと思います」
鈴木氏は同教団が宗教団体であることを巧妙に隠して信者に引き込む“偽装勧誘”を行なっていることを知り、それをきっかけに1人で勧誘を阻止する活動を始めた。2002年のことだ。その後、カルト問題をわかりやすく解説するサイト『やや日刊カルト新聞』の主筆として学生や若者が勧誘されないように旧統一教会問題を取り上げてきた。
安倍氏の銃撃事件後、旧統一教会の献金集めの実態や被害がクローズアップされると、各メディアは同教団と接点がある政治家を一斉に報じているが、鈴木氏は第2次安倍政権発足後の2013年以降、教団と自民党の関係に着目し、政治家に教団の危険性を指摘して警鐘を鳴らしてきた。
だが、政治家たちの多くは耳を貸そうとしなかった。
「私はこの間、統一教会と議員の関係を調べ、それを個々の議員に直接取材したり、事務所に書面を送って確認するなどしてきました。それらの議員は、『統一教会とは知らなかった』とは言えないはずです。少なくとも、私の取材の時点で統一教会の関連団体であると知ったわけですから。そうした団体とその後も付き合いがあれば、その議員は明らかに統一教会と知りながら確信犯的に付き合いを継続していたことになります」(同前)
◆対応を変える議員も
鈴木氏の教団追跡取材の中で接点が浮かんだ国会議員は103人。事件後に関係が発覚した議員を含めると168人に上る。うち実に132人が自民党議員だった。
教団配信映像やメディア資料、政治資金収支報告書、各議員のSNS、教団関係者からの情報提供などで関係を割り出したものだ。『週刊ポスト』は全員を一覧表にまとめた。
そのうち下村博文・元文科相、萩生田光一・政調会長、加藤勝信・厚労相、山際大志郎・経済再生相らは、安倍氏の銃撃事件前から鈴木氏が教団との関係を具体的に指摘してきた議員たちだ。「知らなかった」とは、絶対に弁解できないはずの人物たちなのである。
「彼らは今になってマスメディアの質問に『知らなかった』とは言えないが、とはいえ、『そうだ』とも言えないので、曖昧な回答に終始している。これまでの取材が効果を現わしていると思います。また、私の取材に答えていた内容と、今、大手メディアへの取材に対する回答内容が変わった議員もいる。二階(俊博・元幹事長)さんなんか、私の取材は無視でしたが、大手メディアの取材に対応している。そんな議員も多い」(同前)
そのうえで、鈴木氏はリストから浮かび上がる問題点をこう指摘する。
「(旧統一教会系メディアの)世界日報から取材を受けただけの議員と、金銭支援や選挙協力を受けている議員とは、統一教会との関係の度合いが違います。まずその濃淡を見ることができる。さらに議員個々の名前だけでなく、議員の役職、所属派閥などを線や面で見ていくと、統一教会がどのように政界工作をしてきたかの流れがわかる。
教団は政治家と関係を結ぶことで、教団の発展や組織防衛を目的にしていた。現在のような批判を浴びる状況になったとき、法人の解散命令に発展させないための保険として政治家の首根っこをつかまえておこうとしたわけです」(同前)
この名簿は鈴木氏が3000日以上の取材を元に、自民党に突きつけた「これ以上のウソや誤魔化しは許さない」という追及の刃でもある。
岸田首相は安倍氏と旧統一教会の関係について、「ご本人が亡くなられた今、十分に把握するということは限界がある」と解明に消極的だが、鈴木氏はこう目を光らせる。
「統一教会との結びつきが最も深い安倍派や、それに連なる菅グループとの関係に踏み込めなければ、同教団が政治をどう利用し、政治家がそれに加担したかの本当の解明にはつながらない。自民党調査でそれができるのか」(同前)
旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員【3】
安倍元首相銃撃事件後に各社報道などで発覚した「関係議員」
■【プロフィール】 鈴木エイト(すずき・えいと)/
滋賀県出身、日本大学卒業。ニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表、主筆を歴任。カルト宗教問題を扱う日本脱カルト教会に所属し、統一教会問題を中心に反ワクチン等の問題にも取り組む。9月26日に『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』を刊行予定。
※週刊ポスト2022年9月16・23日号
元稿:小学館 主要出版物 週刊ポスト NEWSポストセブン【政局・自民党と旧統一教会との癒着】 2022年09月07日 11:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【今週の本棚】:『改訂新版 統一教会とは何か』=有田芳生・著
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【今週の本棚】:『改訂新版 統一教会とは何か』=有田芳生・著
統一教会の危険を三○年前に警告した必読書の改訂新版。新しく書き下ろした序章はいう。海外(特に北朝鮮)への資金の流れに捜査が及ぼうとするのを「政治の力」がストップ。アメリカで服役した文鮮明を金丸信が無理やり入国させた。こうして野放しになった三○年が、今回の安倍晋三元首相の銃撃事件の背景だ。
(大月書店・1650円)
第Ⅰ章は、国際合同結婚式の集金の仕組みや舞台裏。第Ⅱ章は、秘書団を送り込むなど自民党との癒着ぶり。第Ⅲ章はニセ募金集めや霊感商法に駆り出された信者らの手記。こんな反社会的カルトが存在していいのかと、改めて目を開かれる。、残り234文字(全文502文字)
※この記事は有料記事です。「ご登録日から1カ月間は99円」 いますぐ登録して、続きをお読み下さい。
【富山県】:教団と政治の関係は?県議選の投票にどう影響? 信者が語る選挙応援
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【富山県】:教団と政治の関係は?県議選の投票にどう影響? 信者が語る選挙応援
富山県議会議員選挙は旧統一教会と政治家の深いつながりが浮上して以来、初めての大きな選挙です。国民に広がった政治不信を払拭するためにも過去にどんなことがあったのか改めて検証する必要があります。これまで50回以上にわたって県内で選挙応援を行ってきた信者が内情を明かしました。<button class="sc-fwyeXZ ljFcvn" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-fwyeXZ ljFcvn" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button>
チューリップテレビ(チューリップテレビ)
【写真を見る】教団と政治の関係は?県議選の投票にどう影響? 信者が語る選挙応援 富山
信者:
「政治というものをもってしないと、この私たちの理想というものは実現すること自体は難しいです。そうやって結局天国を、理想を実現したい」
こう語るのは、旧統一教会の信者で富山市に住む50代の男性です。県議選や市議選のほか国政選挙や県知事など50回以上にわたり選挙応援を行ってきました。3年前の県知事選では、新田候補を応援したと言います。
信者:
「県知事選ですか。もうとにかく私の知人と友人、声かけまくりましたね。とにかく応援してくれないかと。そのように声をかけまくりましたし、あとは電話かけもしましたよ。時間のある限り」
選挙応援では知人への投票依頼や選挙事務所からの電話かけ、後援会の名簿集めに協力してきました。3年前の県知事選のように接戦であればあるほど、応援する信者のモチベーションも上がると言います。
信者:
「石井知事が当選しない可能性ってありました?当時。そんなの当選するってわかりきった、当選するってわかりきった話だから。そんなの信者の方からしたら熱量が違う。そりゃ。もう絶対に当選だっていうふうに言われる人に対しての熱と、いや、これ(当選ライン)すれすれだっていう時の熱と全然それは熱が違います」
■組織的な応援はできない…
これまで選挙の1か月前には議員側や教団を通じて選挙応援のお願いがあったといいます。しかし、今回は組織的な応援はできないと話します。
信者:
「(議員と)つながることができないっていうね。つながることができなかったら話にならないでしょ。今までやってきた、今まで応援してきたスタイル、そういったこのみんなでこの人応援しようぜっていうスタイルは全くなくなったってことです」
これまで旧統一教会の考えに近い人を応援してきたといいます。
信者:
「別に自民党だから応援したというよりも私たちの考え方に非常に結局リンクするところがあるから。どちらかというと自民党さんを応援しているというよりかは、保守。この伝統的な家庭観を大事にしてくれる。そういう方々に対して力添えをしてきた」
今回の県議選について信者の男性は?
毛田:「県議選はどうされますか」
信者:
「これはもう個人でそれぞれ判断に任せることじゃないんですか。議員さん方が来られて応援お願いしますっていうことは、今まではありましたけど今回に関しては全くないですからね。完全に追い出されたってことです。市政から、県政から追い出されようとしている」
元稿:チューリップテレビ(TBS・JNN系列) 主要ニュース 政治 【選挙・統一地方選挙・富山県議会議員選挙・旧統一教会を巡る問題】 2023年03月30日 22:38:00 これは参考資料です。 転載等各自で判断下さい。
【旧「統一教会」と「統一地方選」】:関係断ち切ろうとする議員、けん制する教団
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【旧「統一教会」と「統一地方選」】:関係断ち切ろうとする議員、けん制する教団
4月の統一地方選挙を前に、世界平和統一家庭連合=旧統一教会と地方議員の関係についてお伝えします。関係を断ち切ろうとする議員に対し、教団からは、牽制する動きも出ています。
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◆関係を問われた県議選の立候補者は
3月19日に太宰府市で行われた、福岡県議選の立候補予定者による合同演説会。定数2に対し3人が立候補を予定、演説会では旧統一教会との関わりについても質問が出ました。
渡辺美穂氏(無・現)「県議会としては、反社会的な活動している団体とは結びついてはならない、というところでは全員が共通した意識を持っております」
宮原伸一氏(自・新)「統一教会の方々と共にしたこともないし、ご近所におられるという噂も聞いたことないし、もちろんお話ししたこともありません」
平川裕紀子氏(無・新)「雑誌もテレビもそうですけど、そういったところで取り上げられることをうのみにするんじゃなくて、きちんと知る機会がないことが一番問題じゃないのかなと」
住みよい太宰府をつくろう会 観世広相談役「3人とも中途半端な発言だと思いました。かなりの財産をなくした人が太宰府市内にもいると聞いています」
◆市議会も調査には……
県議選で3人が争う舞台となる太宰府市。市議会に対しても、旧統一教会と議員の関係を調査し結果を公開するよう求める要望書が市民から提出されましたが、議会は対応を見送っています。
Q.旧統一教会もしくは関連団体と関係を持った議員はいないということでいいんでしょうか?
門田直樹・太宰府市議会議長「我々が確認した中ではいません。ただ、それが本当かどうかに関してまでは、議会はそこまでは踏み込めない」
Q.踏み込めないんですか?
門田直樹・太宰府市議会議長「う~ん、じゃどういう風にやるかっていうことですよね」
この対応に疑問を呈する議員もいます。
タコスキッド太宰府市議「きちんとはっきりさせるべきかなとは思います。これだけ世間的に重大な関心事ですし、調査しないということは、もはや『怪しい』『真っ黒なんじゃないかな』と思われてもいたし方ないと思うんですよね」
RKBが行った旧統一教会との関係を調査するアンケートでは、太宰府市議17人のうち2人が回答を拒否、「関係がある」とした市議は1人もいませんでした。
◆関連団体の資料に名前があった議員は
これは、RKBが入手した教団の関連団体「福岡県平和大使協議会」の活動報告書です。協議会の顧問は、原田義昭元環境大臣。そして、理事には3人の福岡県議の名前と、太宰府市議の名前が記されています。
Q.RKBのアンケートでは「関係がない」とされていましたが、平和大使協議会の名簿の中に理事で名前があるんですけど、どういうことなんでしょうか?
陶山良尚・太宰府市議「それは知らないですね」
Q.ご自身はこれまでに旧統一教会の関連団体から支援を受けたことは一切ない?
陶山良尚・太宰府市議「ないですね、記憶にないですね」
陶山市議は「勝手に名前を使われた」と主張。平和大使協議会に問い合せると、「個人に関することについては回答していない」というコメントが返ってきました。
◆「関係断ち切る」誓約書
2022年2月に韓国で行われた、教団の関連団体が主催したワールドサミット。旧統一教会の韓鶴子総裁が出席し、安倍元総理のメッセージも代読されています。活動報告書によりますと、このイベントには福岡県議や市議らがオンラインで参加した、とされています。旧統一教会と地方議員との関係が次々と明るみに出るなか、県議会の主要3会派(自民・民主・緑友会)は3月20日、旧統一教会や関連団体のイベントに参加するなど関係を持たないことを定めた誓約書を議長に提出しました。
桐明和久・福岡県議会議長「もう一切関係をしないという誓約書で統一地方選挙に臨むという趣旨です」
地方議員と旧統一教会との関係について、ジャーナリストの鈴木エイト氏はこう指摘します。
ジャーナリスト 鈴木エイト氏「地方議会の選挙は数百票の差でキャスティングボードが変わってしまうような、当落が左右されるようなこともあるので、教団と政治家の関係性かかなり密接な部分があるんです。統一地方選で実際にどのような動きがあるか、かなり注意して見ていかないと実際、関係性を公表しないままつき合いを続けている議員も大勢いる」
◆選挙は、勧誘に必要な名簿獲得の機会?
これは2021年11月、久留米家庭教会で撮影された動画です。
信者の女性「選挙戦、ご苦労様でした。本当に日本全体がこの新日本統一・新統一韓国につながっていくんだなっていうことを感じながら、本当に希望を持ってまた一つになって、電話かけをさせていただきました」
前回の衆議院選挙で、信者らが自民党の候補者を支援して電話をかけるなどの選挙協力を行ったことが報告されています。
久留米家庭教会 渉外部長「トータルで教区としましては、6007という名簿を獲得することができました。天寳の勝利に向けて、伝道勝利に向けてつながっていく名簿になると思います」
選挙は教団にとって、信者勧誘に必要な名簿を獲得する絶好の機会ということなのでしょうか。
◆統一地方選を前にした動き
4月の統一地方選挙を前に、こんな動きも出ています。久留米家庭教会の信徒有志は3月14日、八女市議会に抗議文を提出しました。旧統一教会による被害防止・救済などを求める意見書を八女市議会が国に提出したことに対し、「信徒への差別を助長している」と主張しています。また、旧統一教会との関係を断絶する決議を行った北九州市や富山市、大阪市などが提訴された事例を挙げ、こう記載しています。 「訴訟を起こされると議長はマスコミの取材に追われ、また裁判の対応が数年に及びます」
同様の抗議文は久留米市議会にも提出されています。
鈴木エイト氏「統一地方選に向けて、これまでも関係を持ってきた地方議員に対するけん制というのもあると思います。実際、地方議員が旧統一教会と完全に関係を断つというのはかなり難しいと思うんです」
元稿:RKB毎日放送(JNN系列) 主要ニュース 政治 【選挙・春の統一地方選挙・旧統一教会を巡る問題】 2023年03月30日 17:46:00 これは参考資料です。 転載等各自で判断下さい。
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- 【防衛省・防衛計画の大綱・防衛費・核兵器・武装・軍需産業・日米合同訓練】(578)
- 【日米安保・地位協定・在日米軍・在沖米軍・オスプレー・普天間移設、米兵の犯罪】(717)
- 【「核体制の見直し」・核兵器禁止条約・核兵器のない世界・被ばく・広島、長崎(3)
- 【経済安全保障・戦略物資の供給網強化、基幹インフラの安全確保、先端技術開発他】(72)
- 【国家戦略特区・成長戦略・新しい経済特別区域構想・地域を限定した大胆な規制...(12)
- 【IR=カジノを含む統合型リゾート施設・IR推進法・ギャンブル依存症対策・賭博】(142)
- 【経済・産業・企業・IT・ベンチャー・起業・インバウンド(訪日外国人客)事業】(1329)
- 【金融・株式・為替・投資・投機・FRB・「ドル円」・マーケット】(815)
- 【物価の高騰、原油など資源価格の高騰が幅広い品目の値上げ、消費者物価指数】(66)
- 【統計データー・GDP(国内総生産)・国民経済計算他】(3)
- 【TTP(環太平洋経済連携)、RCEP(包括的経済連携)協定、FTA、EPA他】(44)
- 【電力需要・供給、原発再稼働・放射性廃棄物(核ゴミ)・その他の発電(火力・...(379)
- 【脱原発・脱炭素・再生エネ・天然ガス・地熱・メタンハイグレード・EV・水素社会】(62)
- 【水産資源・漁業・水産加工・缶詰・鰻・鮪・鮨・回転寿司】:(74)
- 【食糧自給率・農業・JA・農協・農家・化学肥料・米の作柄・牛・豚・養鶏・野菜】(81)
- 【種子法(米や麦、大豆の安定供給を担保)を農水省が廃止した。(種子法が)民...(14)
- 【雇用・正規、非正規社員・パート・失業率・求人・労働組合・労働貴族の連合】(360)
- 【労働基準法=36協定、過労死・サービス残業・ワンオペ・24時間連続勤務(3)
- 【ロシア・北方領土・シベリア開発・サハリン石油天然ガス・ウクライナ侵攻犯罪】(630)
- 【中国・共産党・香港・台湾・一帯一路、「国家の安全」、個人の権利を抑圧する統治】(679)
- 【韓国・在韓米軍・従軍慰安婦問題・島根県の竹島(韓国名・独島)の領有権・アジア】(363)
- 【北朝鮮・朝鮮半島・拉致問題・独裁】(261)
- 【文科省・教育制度、現場の実態把握・教員の資質・幼児教育・保育の無償化(6)
- 【ヤングケアラー(大人に変わり家族の介護や生活を支える子供たち】(12)
- 【子供の社会的養育・児童福祉法・養護施設、里親家庭の子供たちの自立支援(8)
- 【貧困問題・絶対的、相対的貧困・ホームレス・飢餓・貧困が及ぼす格差社会】(10)
- 【待機児童問題・認可、無認可保育園・認定こども園・子育て世代、産休・育休・...(50)
- 【社会保障施策・年金(国民、老齢、共済、障害)・医療保険・生活保護・障害者...(210)
- 【障害者を取り巻く諸問題・差別・虐待・雇用・バリアフリー・支援の輪】(129)
- 【医療・病気・地域医療・オンライン診療・診療報酬・薬価・医療事故・医療過誤】(229)
- 【先端医療・ゲノム医療・遺伝情報・IPS細胞の活用・再生医療・抗癌治療他】(2)
- 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】(4804)
- 【食中毒・「細菌・ウイルス(ノロ他)・動物性(フグ他)・植物(毒キノコ他)...(1)
- 【乳がん(乳がんの多くは乳管から発生する「乳管がん」と「小葉がん」に区別さ...(1)
- 【学校等の陰惨ないじめ・暴力・体罰・家庭での虐待・いじめによる自殺・児相】(180)
- 【魂の殺人と呼ばれる性暴力を社会から根絶する為、繰り返される性暴力の状況を...(50)
- 【自殺・自殺願望・過労、職責による自殺・集団自殺、社会から孤独・孤立の現状】:(45)
- 【災害・地震・津波・台風・竜巻・火山噴火・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】(726)
- 【減災と防災(減災は、予め被害の発生を想定した上で、災害時の被害を最小限に...(2)
- 【原発事故・東京電力福島第一原発事故・放射能汚染・環境破壊・東日本大震災】(280)
- 【社会インフラの劣化(橋・道路・上下水道等市民生活を支える社会基盤の老朽化】(2)
- 【環境問題(公害・排ガス・海洋汚染・産廃・アスベスト・水俣病・イタイイタイ...(102)
- 【地球温暖化・国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)・気温が上昇・...(122)
- 【プラスチック(ビニール)製品の廃プラスチックによる環境、海洋汚染問題】(39)
- 【北極海の活用=海洋法が適用、(北極評議会「米露やカナダなど北極圏の8か国...(2)
- 【人権・生存権・人種差別の軽視・被差別部落・国の強制隔離政策・ハンセン病患者】(294)
- 【ハラスメント「セクハラ、パワハラ、モラハラ、アカハラ、ドクハラ、シルハラ...(132)
- 【思想信条(保守・右翼・左翼)、イデオロギー(民主、共産、社会主義他)】(45)
- 【女性が輝く社会・女性の社会参画・女性差別・女性を取り巻く諸問題】(74)
- 【LGBT=レズビアン、ゲイ、バイセクシャル(両性愛者)、トランスジェンダ...(116)
- 【ヘイトスピーチ(「憎悪にもとづく発言」、主に、人種・国籍・思想・性別・障...(27)
- 【仏教=伝統的な13宗・華厳、法相、律宗、真言、天台、日蓮、浄土、浄土真宗...(17)
- 【神道・伊勢神宮を本宗・神社本庁、明治神宮他全国約8万社の神社、敬神生活の...(30)
- 【新宗教=新興宗教と呼ばれる教団は多岐にわたり、時代的には19世紀に創始さ...(62)
- 【世界遺産(世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約)(世界遺産条約)...(38)
- 【学術・文化・文芸・芸術・芸能・小説・文化の担い手である著作権】(292)
- 【科学・物理・理工学・先端、応用科学・理化学・その他の学術】:(51)
- 【生物学・特定外来生物法・動物生態系・終生飼養・自然環境・環境税】(149)
- 【ノーベル賞(物理学・化学・生理学・医学、文学、平和および経済学の「5分野...(104)
- 【日本の学術(理学・工学・基礎科学・生命科学・人文・社会科学・教養・教養教...(8)
- 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】(397)
- 【スポーツ全般・屋内外の競技種目・オリンピック・パラリンピック】(387)
- 【インバウンド=一般的に外国人の訪日旅行の意味で使われる。政府は、「訪日旅...(1)
- 【暴力団(暴力団対策法)・親分、子分、兄弟分の縁・日本最大の暴力団、山口組...(17)
- 【麻薬・覚せい剤(合成麻薬・大麻・アヘン・ヘロイン・モルヒネ・向精神薬・違...(27)
- 【終戦・敗戦・第二次世界大戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・天皇の戦争責任...(360)
- 【訃報・告別式・通夜・お別れの会・病死・事故死・災害死・被害による死他】(538)
- 【ボランティア(無償で自発的に社会活動に参加したり、技術や知識を提供する。...(2)
- 【超高齢化社会・人口減少・過疎・元気老人・2040年問題】(68)
- 【少子化問題(合計特殊出産率が、人口置換水準を下回る。総人口の減少と人口構...(47)
- 【行き過ぎた東京一極集中の緩和や地方再生は歓迎の方向、でも「東京圏」への未練】(1)
- 【】(0)
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