太陽系は約46億年前、銀河系(天の川銀河)の中心から約26,000光年離れた、オリオン腕の中に位置。

薩摩 の伝統行事・祭 その12 |
ボゼ祭り (boze) 盆踊り
十島村・悪石島
見物人は村の人口の3倍、カメラマンの数・人口の2倍以上いたと思われる
2003年お盆
トカラ列島・悪石島には仮面神ボゼの祭りがある。。トカラの島々には全島に平家の
落人伝説も残っており、ここに南の国からの来訪神であろうユニークな顔のボゼ神が
伝わって面白い行事になっている。悪石島の盆踊りは県指定の無形民俗文化財に
なっていて、「俵おどり」や「魚釣り踊り」「花踊り」など7つの盆踊りが伝わっている。
踊りは男性だけが参加し、先頭で鉦をならして輪になり、お墓や寺跡各家を回る。
旧暦の7月7日から16日まで盆踊りがあり、最終日に仮面神ボゼが登場する。
南の島的な異様な面に、ビローの葉で身体を包み、長い棒を持ち女子供を突つき、
棒に塗られた赤土が付くと悪魔払いになると言う。マラ棒とかボゼマラと呼ばれている。
ボゼは死霊臭が漂う盆から、日常に引き戻す役目をするということで、盆踊りの
輪の中に飛び込み盆行事の幕を引く。それは公民館の庭で行われる最終行事だ。
お寺あとで輪になって・8月12日 | 踊りは男性だけで踊る |
祖霊を慰める意味もあり、お墓でも舞う | 各家のお墓で舞う |
ボゼを呼ぶ太鼓なのか、それを鳴らしながら口上『遠くのものは耳で聞け、近くのものは目にもみろ』
その口上や太鼓の音で、ホゼは公民館の庭にやってくる。今回は踊りの輪中でなく、終わった直後に
やってきた。子供達は何かにつけ「ホゼが来るぞ』と脅かされているようで、怖がりかたは尋常でない。
見物人、男と言わず、赤土を塗った棒や、飛び散った汁がビローの葉っぱなどに付いていて、それが
着ているものや身体につく。悪霊払いになるから、多少はガマンしよう。結構悲惨な女の子も・・・・
8月13日公民館で盆踊り | これでそろそろボゼ神登場の気配 |
太鼓を叩いて、口上。ボゼの登場 | ユーモラスなくせに、意外に迫力があった |
キャーキャー、半ベソの小学校から中学生女子 | 太鼓で引き上げ、これで幕引き |
現代でも秘境と呼ばれている島々。薩摩半島南端から南に約60キロmにある三島「黒島・硫黄島・竹島」。その先に、屋久島・口永良部島。そのまた先の口之島から奄美大島までの間に繋がる有人7島・無人5島からなる島々がトカラ列島です。これらの島には、ほとんどの島に平家落人が住んだという伝説があります。
南の島々・トカラ列島口之島 肥後姓
口之島の伝説は、タモトユリ(袂百合)。平家の落人が白い香り高い百合をたもとに忍ばせて持ってきたとの言い伝えがあります。鹿児島県の天年記念物に指定されています。島の西側断崖に群落して花を咲かせます。
平清盛の兄弟の頼盛の子・仲盛と光盛の墓と言われる塚が、この口之島にあります。
また、清盛の子・基盛その子行盛「正五位下左馬頭」その子政盛の子孫が肥後姓を名乗り、口之島の住人の一番多い姓となっています。
肥後氏の邸は殿地(とんち)と呼ばれていて、これは余程の、位の高かったことを想像させられます。
中之島 日高姓
島には強烈なブト「ブヨ」がいて、食われると腫れあがってしまう。島に命からがら上陸しようとした平家残党を、島の住民が食料を食い荒らされると思い、突き殺した。その亡霊がブトになったという伝説があります。
中之島は清盛の子重盛、その子有盛「従四位下左少将」の子孫が日高姓を名乗り、郡司の家系が続いていました。古来から殿地(とんち)と呼ばれ、分家の日高常次郎家は下殿地(したんとんち)と呼ばれていました。中之島の日高家の紋は亀甲一引六花弁
※三島「硫黄島・竹島・黒島」の日高家の紋は丸の内違い鷹羽
平 島 日高姓
平家落人が列島で最初に流れついた島と言い伝えられています。島の東側の崖下に大きな洞窟があり、平家の穴と呼ばれています。北西の風に乗ってやって来ると言われる源氏の追討を監視するために、掘ったと言われます。
集落の中心に島立神社とガジュマルの大木があり、島民はお盆にこの木の下で古式豊かな盆踊りの奉納をします。また、中世から続いている元服の儀式が、今も昔のままで行われています。
平有盛の子盛時の子孫が、日高姓を名乗り、殿地と呼ばれていました。
口之島・どの島も回りは浸食されて | 中之島・高い山は雲の中、数百mの標高 | 平島・操舵室から見る |
悪石島 有川姓
源氏の追討を防御するために、島におどろおどろしい悪石という恐ろしい名前を付けたと言われています。港以外の場所は断崖絶壁で、海からすぐ高い山が浮かび上がったような地形ですが、トカラのどこの島でも同じ様な、中腹などになだらかな場所があって、集落や緑豊かな牧歌的な牧場などが見られます。集落内の各所には神々が祭られ、神山として聖地の扱いをしています。神の降り立つ島として、お盆に現れるボゼ神は有名な伝統行事になっています。
有川姓は、三島の硫黄島に安徳帝が居られる時に、平家の一員として悪石島から、粟・米などを奉納したと記録されています。
小宝島 岩下姓
小宝島は、北のこれまでの島と違い、珊瑚隆起の島で、悪石島との間の地底構造線で、植物植生や海の様子もガラリと変化する場所だそうです。一番高い山でも103m、30分も歩くと1周出きるそんな小さな島にも係わらず、平家伝説も子孫に伝わっています。
島の岩下さんに尋ねたら、若い人は興味もないけど年寄りはそんな話をしているとのことでした。
鹿児島内地・垂水、浦内川にも平家伝説地があり、そこで古くからの岩下観音を祭っている岩下家があります。
宝 島 平田姓
トカラ有人最南端の島で、小宝島と同じく珊瑚隆起の島です。トカラの語源とか、宝が埋まっているとか、海賊伝説まであります。イマキラ岳麓の鍾乳洞はキャプテンキッドが金銀財宝を隠したとか、「海賊の住み処に相応しい地下宮殿がある」と島の古い記録にもかかれているそうです。集落の裏のトカラ観音を奉る観音洞があり、水田も点在し、熱帯の植物とあいまって東南アジア的な様相があります。
宝島で一番多い姓、平田姓は重盛の子惟盛・その子資宗・その子宗衝が平田の祖として名乗ったもの。代々宝島の郡司となり、島津の琉球使節の海路案内役なども勤めた。資宗の次男宗行は、七島落ちの折りに立ち寄った坊津に移り住んだ。宝島の平田氏直系も殿地と呼ばれていた。
悪石島・島の回り浸食岩 | 小宝島・隆起珊瑚礁、だが、温泉もある | 宝島・港のペイントアート |
ほかにも、平家の穴とか、平家城と呼ばれる、源氏の追討を見張る場所と言われるところが各島に残されています。
現在無人島でも、平家の伝説が残っているところもあります。臥蛇島に平家一族の古墓群があったとか・
また、これより南の島にも、平家伝説が残っているので、機会をみて訪ねてみたい。奄美大島には平資盛神社や平行盛神社・源為朝伝説も。
「安徳帝」 「俊寛」の硫黄島のページ参照
南島の平家一族の略系図
トカラ列島は、小さな島が多いけれど、島の回りは断崖絶壁浸食岩などで、とても人の住める場所には見えないけれど、
島の中腹あたりには、なだらかな牧歌的な場所もあり、トカラ馬やトカラヤギが草を食んでいたりします。有人のどの島も、
複数の温泉が涌き出ていて、自然の恵みを楽しめます。また、魚釣りは黒潮真っ只中のとても優れた漁場で、ちょろっと
ルアー竿を出して、十数匹の中・大物の魚が入れ食いで釣れました。豊饒の海を実感しました。しかし、この自然と出会うには
週2便の村営フェリーで、近い口之島で6時間、宝島までは13時間もかけなくてはなりません。自然や人情が流失せず残って
いるのは、このように、秘境と呼ばれるほどの閉鎖性があったからです。現代まで自然環境、古い歴史や文化が残っているのも
当たり前のことです。
悪石島の露天温泉 | こんなGTがあっという間に | |
山の中腹辺りになだらかな傾斜。牛や馬ヤギが放牧も |
トカラ・悪石島の盆踊りと仮面神ボゼ祭り 悪石島の温泉 砂蒸・海中・露天
トカラ列島の平家落人集落
現代でも秘境と呼ばれている島々。薩摩半島南端から南に約60キロmにある三島「黒島・硫黄島・竹島」。その先に、屋久島・口永良部島。そのまた先の口之島から奄美大島までの間に繋がる有人7島・無人5島からなる島々がトカラ列島です。これらの島には、ほとんどの島に平家落人が住んだという伝説があります。
南の島々・トカラ列島口之島 肥後姓
口之島の伝説は、タモトユリ(袂百合)。平家の落人が白い香り高い百合をたもとに忍ばせて持ってきたとの言い伝えがあります。鹿児島県の天年記念物に指定されています。島の西側断崖に群落して花を咲かせます。
平清盛の兄弟の頼盛の子・仲盛と光盛の墓と言われる塚が、この口之島にあります。
また、清盛の子・基盛その子行盛「正五位下左馬頭」その子政盛の子孫が肥後姓を名乗り、口之島の住人の一番多い姓となっています。
肥後氏の邸は殿地(とんち)と呼ばれていて、これは余程の、位の高かったことを想像させられます。
中之島 日高姓
島には強烈なブト「ブヨ」がいて、食われると腫れあがってしまう。島に命からがら上陸しようとした平家残党を、島の住民が食料を食い荒らされると思い、突き殺した。その亡霊がブトになったという伝説があります。
中之島は清盛の子重盛、その子有盛「従四位下左少将」の子孫が日高姓を名乗り、郡司の家系が続いていました。古来から殿地(とんち)と呼ばれ、分家の日高常次郎家は下殿地(したんとんち)と呼ばれていました。中之島の日高家の紋は亀甲一引六花弁
※三島「硫黄島・竹島・黒島」の日高家の紋は丸の内違い鷹羽
平 島 日高姓
平家落人が列島で最初に流れついた島と言い伝えられています。島の東側の崖下に大きな洞窟があり、平家の穴と呼ばれています。北西の風に乗ってやって来ると言われる源氏の追討を監視するために、掘ったと言われます。
集落の中心に島立神社とガジュマルの大木があり、島民はお盆にこの木の下で古式豊かな盆踊りの奉納をします。また、中世から続いている元服の儀式が、今も昔のままで行われています。
平有盛の子盛時の子孫が、日高姓を名乗り、殿地と呼ばれていました。
口之島・どの島も回りは浸食されて | 中之島・高い山は雲の中、数百mの標高 | 平島・操舵室から見る |
悪石島 有川姓
源氏の追討を防御するために、島におどろおどろしい悪石という恐ろしい名前を付けたと言われています。港以外の場所は断崖絶壁で、海からすぐ高い山が浮かび上がったような地形ですが、トカラのどこの島でも同じ様な、中腹などになだらかな場所があって、集落や緑豊かな牧歌的な牧場などが見られます。集落内の各所には神々が祭られ、神山として聖地の扱いをしています。神の降り立つ島として、お盆に現れるボゼ神は有名な伝統行事になっています。
有川姓は、三島の硫黄島に安徳帝が居られる時に、平家の一員として悪石島から、粟・米などを奉納したと記録されています。
小宝島 岩下姓
小宝島は、北のこれまでの島と違い、珊瑚隆起の島で、悪石島との間の地底構造線で、植物植生や海の様子もガラリと変化する場所だそうです。一番高い山でも103m、30分も歩くと1周出きるそんな小さな島にも係わらず、平家伝説も子孫に伝わっています。
島の岩下さんに尋ねたら、若い人は興味もないけど年寄りはそんな話をしているとのことでした。
鹿児島内地・垂水、浦内川にも平家伝説地があり、そこで古くからの岩下観音を祭っている岩下家があります。
宝 島 平田姓
トカラ有人最南端の島で、小宝島と同じく珊瑚隆起の島です。トカラの語源とか、宝が埋まっているとか、海賊伝説まであります。イマキラ岳麓の鍾乳洞はキャプテンキッドが金銀財宝を隠したとか、「海賊の住み処に相応しい地下宮殿がある」と島の古い記録にもかかれているそうです。集落の裏のトカラ観音を奉る観音洞があり、水田も点在し、熱帯の植物とあいまって東南アジア的な様相があります。
宝島で一番多い姓、平田姓は重盛の子惟盛・その子資宗・その子宗衝が平田の祖として名乗ったもの。代々宝島の郡司となり、島津の琉球使節の海路案内役なども勤めた。資宗の次男宗行は、七島落ちの折りに立ち寄った坊津に移り住んだ。宝島の平田氏直系も殿地と呼ばれていた。
悪石島・島の回り浸食岩 | 小宝島・隆起珊瑚礁、だが、温泉もある | 宝島・港のペイントアート |
ほかにも、平家の穴とか、平家城と呼ばれる、源氏の追討を見張る場所と言われるところが各島に残されています。
現在無人島でも、平家の伝説が残っているところもあります。臥蛇島に平家一族の古墓群があったとか・
また、これより南の島にも、平家伝説が残っているので、機会をみて訪ねてみたい。奄美大島には平資盛神社や平行盛神社・源為朝伝説も。
「安徳帝」 「俊寛」の硫黄島のページ参照
南島の平家一族の略系図
トカラ列島は、小さな島が多いけれど、島の回りは断崖絶壁浸食岩などで、とても人の住める場所には見えないけれど、
島の中腹あたりには、なだらかな牧歌的な場所もあり、トカラ馬やトカラヤギが草を食んでいたりします。有人のどの島も、
複数の温泉が涌き出ていて、自然の恵みを楽しめます。また、魚釣りは黒潮真っ只中のとても優れた漁場で、ちょろっと
ルアー竿を出して、十数匹の中・大物の魚が入れ食いで釣れました。豊饒の海を実感しました。しかし、この自然と出会うには
週2便の村営フェリーで、近い口之島で6時間、宝島までは13時間もかけなくてはなりません。自然や人情が流失せず残って
いるのは、このように、秘境と呼ばれるほどの閉鎖性があったからです。現代まで自然環境、古い歴史や文化が残っているのも
当たり前のことです。
悪石島の露天温泉 | こんなGTがあっという間に | |
山の中腹辺りになだらかな傾斜。牛や馬ヤギが放牧も |
トカラ・悪石島の盆踊りと仮面神ボゼ祭り 悪石島の温泉 砂蒸・海中・露天
ありがとうトカラ!また来るぞ~~!
遠ざかる宝島 |
宝島から先、終点の奄美まで乗ることも楽しみの一つでした。
フェリーとしまの旅を噛み締めまする。
奄美からは早朝だからね。こうなってるらしい。 |
鳥見の人たちも乗ってるんです |
気持ち良く爆睡 |
そして、宝島から3時間で奄美大島 名瀬に着きました~~!
奄美です |
ありがとうフェリーとしま\(^o^)/ |
中之島から一緒だった青年とお別れのときに、「いろいろ話しかけてもらって嬉しかったです」と言われました。
人と話すことが苦手だったんだって。
私も、すごく人と話すことが苦手です。根暗です。
でも、トカラ旅って不思議とちょっと話せたりするんですよね。
そんなすてきな力がトカラの島々とフェリーとしまにはありますね。
宝島で昼ご飯を食べてきたけど、鶏飯が食べたくて、行っちゃいました。
この店むちゃくちゃ美味しかったです!! |
鶏飯食べたのが3時半、その後黒糖スイーツの店でもたらふく食べた。
トカラでスイーツ欠乏してたからね~。反動がデカイ。
眺めの良いお店でした。
名前は忘れたけど、この日泊る『ばしゃ山村』の近くです。
店員のおばさんが北海道ファンでなぜか喜んでもらえてヨカッタ。
私もドコカでトカラの人と会ったら喜ぶもんね~!
名前を忘れた黒糖スイーツの店 |
土盛海岸 |
奄美はハブ恐いッス |
笠利崎灯台 |
この日は笠利崎灯台まで行って終了。
晩御飯は評判の良いホテルのディナーを頼んでいたのですが、ちょっとがっかりな内容でした。
これだったら、宿泊する『ばしゃ山村』で食べたほうが美味しかったと思うな。
ばしゃ山村で食べた次の日の朝ごはん美味しかったんですよ。
この旅最後の奄美の夜でした。
あっという間でした早かったな~。
ハブ大サービスと大コブシメ!~宝島2日目
疲れが出てきて『ま、いっか』と寝ることに。
今思えば、這ってでも行けや!と思いますけど。旅も終盤で疲れてました。
今日は朝一で自転車を交換しにいきました。
ちゃんと充電してくれたヤツと交換です。
自転車置き場のドアが衝撃的でした。
ドアの枠とドアノブはあるけど、ガラス部分はありませんので、あまり意味の無いドアだった。
枠のみ! |
さぁ自転車に乗ってイマキラ山へレッツゴー!
でも、昨日半日乗ったおかげで、もうお尻が超痛い!!
が・がまんだ。
イマキラ山(291.9m)への急坂をひたすら登っていきます。
電動の力ってスゴイな~。
旦那は極力アシストを使わずに登ったので10%、私は20%バッテリー消費していました。
この山はキツイから少し使ってしまったけど、この先旦那は電源を切って走り、私の為に温存しておくことになりました。
旦那は体を鍛えるのが好きなので、疲れるのが好きなんですよ。
私は楽チンしますけど~。ウヒヒ♪
ちなみに、旦那は昔は筋肉が凄かったんです(遠い目)。 胸板もドカーンと厚く、腹は仮面ライダーと呼ばれる割れっぷり。
そんな旦那もこんなヒョロくなっちゃって(涙)
旦那は希望通り体を動かせていますね!汗かけてヨカッタね |
これが頂上です |
頂上にはトカラ馬の形の展望台があります。
シッポが階段です。
見渡せるけど、風情は無いんですよね・・・ご覧のとおり。
山からの下りは沢山のものを発見しました。
そう、ハブです。
登りでは気付かなかったけど、まぁハブの居ますこと!
ドーーーン |
ハブは素早いです! |
下りの斜面にたくさんのハブがいました。
見ないと気付かないだけで、かなり近くにいっぱいいますよ。
ハブのあたりからの眺め |
イマキラ山から下りてきた後は大原牧場へ。
ここは去年、島を案内してくれた人が連れて来てくれた場所で、女神山が一番キレイに見える場所なんだって。
牛を見てのんびり |
牧場から海沿いの道がとてもステキなところでした♪ |
今度は、女神山をぐるっとまわる細い道を行くと
旦那の前をアカショウビンが横切っていきました。
そして、ここでもハブ発見!
このポーズ好きねぇ |
したから。このポーズのハブが一番カッコイイと思う。 |
茂みにこんな風にいるやつも!真ん中あたりにいるのわかりますか? |
とにかく、ここが一番ハブ多かったです。
すごくいた!
なので、ビビリながら慎重に進みましたよ。
ハブをじっくり探しすぎて時間が押してきた。
急ぎトカラ馬へ向かいました。
とてもなつっこいのです |
そのせいかとても懐っこくて、この日も牧場の奥に居たのですが、私達の姿が見えると自分からすぐに寄ってきてくれました。
好物の草をあげると大喜びでグイっと寄ってきて、あまりの勢いで私は尻餅をついてしまいました。
とても可愛くてずっと触れ合っていたかったですが、団体の客(と言っても5人ですが)が来たのでちょうど昼食にと宿にもどりました。
今日の昼食はチャーハンとコーンスープ。
美味しかったけど、今日もカレーの予想は外れた。
昨日も今日もカレーの気配は感じるのだが・・・。
午後は泳ぎにまた大間泊へ。
昨晩、常連S田さんにどこか良い場所が無いか聞いたけれど、やはり大間泊が良いと教えられたのです。
S田さんが通い始めた頃の大間泊は、それはそれは竜宮城のようだったそうな。
その頃に来てみたかったな~。
泳ぎ始めると昨日よりは少しだけ透明度が上がっていましたが、まだまだです。
今日もウミヘビたくさん |
寒さの限界まで泳ぎ、さあ上がろうと岸のすぐ側まで来た時です。
ん?真下に何かいる?・・・デカイっ
コブシメだーー!
コブシメは動かずに全く目立ちません。危うく見逃すところでした!
本当にスグ真下にいました。
旦那はぜんぜん気付いてないので、グイー!っと足を引っ張り、興奮しながら指を差して教えました。
みるみる色がかわってく♪
私の右側に、今は白くなってます。 |
寒くて限界だったのに、最後の最後でこのコブシメと出会ってしまい、1時間10分と長いスイムとなりました。
私はもう復活できないので貝拾いをすることにしました。
旦那は少しだけ休んですぐにまた泳ぎに行きましたよ。
グルクンの群れとミズイカ、ウツボたちが見れたようです。
旦那が上がってきたあとも、私は貝拾いでとても遠くまで行ってしまっていたので知らなかったんだけど、ちょうど宿のご主人と息子さんが来て、夜光貝の下ごしらえをしていたそうです。
居合わせた旦那は、一番美味いとされる”クチ”の部分を2個食べさせてもらったそうです!
すごく美味しかったって!
あ~。夜光貝をさばくところ見たかったな~。
温泉はこのへんからポコポコわいてた |
またまた名残惜しい宝島の海!
またいつか絶対に来たい海だ。
一度宿に戻ってから今度は反対側のせんご泊へ。
でも、せんご泊にはたくさんの釣り人がいて、素通りしちゃいました。
あとで来よっと。
じゃぁ荒木崎灯台へ行きますか。何度行ってもステキなところなんだもん♪
内側の細い道も進んだりしていると、むちゃくちゃ小さいロール発見!!!
なにこの小ささ、頑張れば持てそうだべ。
小さっ! |
田んぼもあったさ |
いろいろ見ながら荒木崎へ進みました。
荒木崎では牛の餌が通る道上に撒かれていて、牛たちが道をふさいでいました。
近づくとちゃんとどいてくれます。
道上に乾草がまかれていた |
ちょうど夕食ピッタリに宿にもどると、今日は島食材のご飯でした。
夜光貝と陣笠 |
宿のご主人によれば、今日見たコブシメは12キロくらいの大物だそうだ。
コブシメはこの宿の冬の収入の一つで、1キロ1500円になるんだって。
昔は産卵のために毎年大間泊に入ってきていたけど、台風でいつも産卵していた大きなサンゴがひっくり反ってからはしばらく来ていなかったということだった。
この日は温泉が休みのため、宿のお風呂に入りました。
そして9時ころから、せんご泊を目指してコウモリ探しです。
進んでいくと・・・
なんと道路の真ん中にハブがいました!
カメラを用意している間に、スルスルスルっと素早く逃げていきましたが、渡りきる前の瞬間は撮れました!
下の写真の真ん中の少し上のあたり、道路の端っこです。
このあたりは昼間のハブポイントのように茂みに囲まれた道ではありません。
けっこう開けた感じの道なのですが、やっぱ居るんだな~~。
危ねーーー!
一度見てしまうと、恐くてたまりません!
昼間はなんともなかったですが、やはり夜の真っ暗闇ではビビッてしまいました。
そしてコウモリは見れませんでした。残念。
ありがとうトカラ!~宝島3日目 そして奄美へ
4時30分に宿を出発し、真っ暗な中せんご泊へと向かいました。
とても寒い。
せんご泊に着くと、昨日の釣り人達が一晩中釣っていたみたいで寝袋で港に直に寝ていた。
あまり釣れてはいなそうだ。
後で宿の人から聞いたけど、奄美の人たちらしいが・・・。
港から見るとカメとサメと大きなエイとグルクンの群れが泳いでいました。
カメ♪ |
朝日と奥に小宝島がみえます |
小さいロールベーラー発見!!今まで見た中でぶっちぎりで小さい。 |
朝ごはんを食べたあとは、トカラ馬→ヘリポート→荒木崎灯台→一周道→大原牧場 とまわってきました。
はむはむ |
この尖ったマメな~に? |
最後なのに一番晴れたんでないかい |
写真は撮れなかったけど、この荒木崎の牧場の柵にヤツガシラがとまっていました!!!
先に走っていた私だけが見れました!
すぐ飛び立ってしまったけど、バッチリ見れました~(●^o^●)ヤッタネ♪
里の近くにあった畑。
これが田芋ですか?
田芋畑? |
昨日から猫が居座ってどいてくれません |
11時からお昼ごはん。
やったーーーー!カレーだ!!
やはりずっと感じていたカレーの匂いは当たりだったんだ。仕込んでたんだね♪
11時30分 港へ
とうとうフェリーとしまへ最後の乗船です。
トカラの旅はこの船と共にあります。
奄美へ向けて、これがこの旅で最後の乗船かと思うと、切ない気持ちになってします。
ありがとうトカラ!また来るぞ~~!
2012年5月4日金曜日
トカラ列島・小宝島→悪石島へ。温泉と鳥と神様の島
時刻表では朝7時50分に船が来て8時に出ることになっている。
今日も早起きして、島の海岸沿いを歩くことにしました。曇り空です。
横瀬海岸というところです。この島はサンゴの島だと実感できます。
ごつごつの中を歩いていきます。潮溜まりには小魚やカニがいて見てるのが楽しいです。
赤立神には牧場の中を通って行くと聞いていたのですが、ドコから入ったらいいのか?良くわかりません。もしかして、これ?ココから入るんでないかい? と思ったところはバラ線の柵が開けられる雰囲気になっており、紐でグルグルグリグリに留められています。
本当にココで良いのか?不安です。でも、この辺りで一番可能性があるのはココだったので、行ってみました。
牧場の中を少し歩くとまたバラ線が・・・。少しバラ線が広がってる所から四つん這いになって奥に進みました。
写真のバラ線の柵を開けて進みます |
赤立神です。でも、もう今日は泳げないんだ・・・泳ぎたいな~~。
本当に時間が無くて残念です。また抜けてきた牧場に戻ると、さっき四つん這いで超えたバラ線のもう少し横のほうに、通れるように一箇所紐でくくられてありました。さっきは気付かなかったわー。
でも、私が這った所も少しバラ線が広げられてたから、他にも気付かずに這う人が居たんだね。きっと。
道にでて、柵を元に戻そうと、バラ線に紐をぐるぐると回しているときに、
痛っっ!!
あっ!とっても気をつけてやっていたのに、指をバラ線のトゲで擦ってしまったのです!
その瞬間私の頭には『破傷風・・・大丈夫だよね?大丈夫だよ。うん。。。本当に大丈夫か?』
本当に気が弱いので・・・。しかも、牧場跡地で破傷風になった人の話を知っているので、不安が加速していきます。
「もし、私がこの後具合が悪くなったり、なにかあったら、バラ線で指を引っかいた事を必ず先生に言ってね。いいかい、ちゃんと言ってね。」とか、オヨヨ状態になってしまいました。
旦那は心配しながらも、「大丈夫だって!はいはい」と所詮人ごと。
もう宿に帰らないと。
道に停まっていた軽トラの荷台に飼料袋。かわいい。
子牛ほほえみ なんつうカワイイネーミングだ! |
海道具をきちんとしまう余裕もなくて、荷物が1.5倍に増えました。しかたない、このまま行くべ。
おじさんの車で急いで港へ。ゆっくり挨拶する時間も無いくらいだった。
港にはもうほとんどの人がそろっていました。
どんより雲の中、フェリーとしまが来た。
もっと居たいな。
島を離れるとき、今までの島より、大きく力いっぱい手を振っていました。出せる限りの大きな声で「ありがとーーございましたぁーー!」
そして自分でもびっくりしたのですが、泣いてしまいました。
横にいたU田さんからは「全部の島で泣いてはるんですか?」と引き気味に聞かれました。
「違うんです。ここだけです。なんか、涙出てきた。ずっと来たかった島だったんで。グスッ」
皆さんありがとーぉ!
次の目的地は悪石島。
悪石島は温泉で港の色が少し緑色。
桟橋にはビワをくれた人たちがいました。入れ替わりです。
船を下りると、皆で悪ヘルメットで記念撮影をしていました。
そして船に乗っていく人たちに手を振りお見送り。
宿の奥さんの車に乗ると、悪ヘルが積んでありました。「帰りはバタバタするから、写真今のうちに採撮ったほうが良いよ」とアドバイスされ、悪ヘルで入島一番記念撮影をしました。
これは後で撮った悪ヘル写真ですけど、イイっ!悪! |
宿までの道は長ーーい上り坂です。
奥さんがざっと島の説明をしながら運転してくれました。「道路脇にバナナがあるけど、それぞれに所有者が決まっていて野良バナナは無いから、絶対とっちゃダメ」と注意がありました。
宿につき、お昼ご飯までの間にノンゼ岬のほうに行ってみることにしました。
牧場の横を通り岬の方へ。ここも柵の一部が開けられるようになっていました。(小宝よりも開けやすかった)
ヤギがずっと先導するように絶妙な距離を振り向きながら歩いていきます。
もちろんヤギの糞だらけ!フンフンフン~ですよ!
海岸に下りると独特な岩の風景。赤い石黒い石がゴロゴロしていた。そしてムチャクチャな数のフナムシがっっ!ぎゃーー!岩の表面全体が動いている感じでした。
牧場には子牛もいて、かわいい~♪
奥さんからビロウのあること炉はだいたい神様のところだと教わった。ここ根神山というところもたくさんのビロウに囲まれた神様でした。
灯台も青空に映えてとってもきれいでした。本当に眺めのよい所です。
宿に戻りお昼ごはん。
午後は島をぐるっと一周してみまよう。
無線中継所の上の方の御嶽(584m)に行って見た。
他のトカラの島とここ悪石の港が良く見える。
港の色がよくわかります。港から里まではこんな感じの道です。 |
狭いクネクネ道を進んで、砂蒸し風呂へ行ってみた。
砂蒸しの目の前のキャンプ場には一張のテントとカブが停まっていた。
砂蒸しの小屋。右後ろの斜面のピンク色はマルバサツキです。地熱で満開でした。 |
掘ってみた |
んぎゃー、ブトに負けて退散だー!
温泉入ろうぜ温泉。海中温泉へ
写真中央の温泉マーク。有名なこのマークを書いた人と偶然会った話をU田さんから聞いたばかりでした。 |
でも、まぁ時間とかはもう無視していたので、見るからにちょっと満って感じになってるな・・・。
旦那がGOッ!
波にうたれて旦那が入浴中です |
ところどころは温かいのが入ってくるようで、なかなか楽しんで入っていました。
昔、冬だったけど口永良部島の 立神海中温泉に浸かった旦那を思い出した。その時もほぼ海だったんだった。ガタガタ震えていたっけ。
次は建物の中の湯泊温泉に行こう!建物をガラガラッと開けると、箱にお金を入れる方式だったんだけど、旦那が小銭を忘れてきたので、一度宿に戻ることにしました。
宿に戻り、小銭をとって車に行くと、宿のおばあちゃんが車の横にいます。
「あんたたち、もう行くところないなら、温泉に連れて行ってくれぇ」とおばあちゃん。
あっイイですよ!ちょうどウチラも温泉に行くところでした。
足が悪いおばあちゃんは、今日は特に足腰の調子が悪くて、温泉で温まらないとダメなんだぁと言っていました。
途中、集落よりずっと坂道を下ったところにある一軒の家の前で、おばあちゃんが誰かを呼んでいます。かなり声をかけたけど、だれも出てこないので諦めて行くことに。誰かを乗せていこうとしてたみたい。
温泉に着くと、おばあちゃんは手さげの中からビワを取り出して食べさせてくれた。
中之島のビワ再び!ご馳走様です!
おばあちゃんは中之島出身なので、いろいろ中之島の話も聞かせてくれました。
「中之島の温泉はすごく良い温泉で、ここと違って時間とかも関係なく入れるからね。中之島は本当にイイ島だよぉ。今度行ってみなさいねぇ」と話すおばあちゃんからは、本当に中之島が好きなんだなぁという感じがビンビンに伝わってきた。
入口でお金を箱に入れ浴場に向かいます。
女湯には誰もいません。
おばあちゃんから、先に湯加減をみるように言われて湯船に手を入れてみました。
ぬるいっ!!
ぬるかったので、洗っている間にちょうどよくなるように少し湯量を増やしました。
さて、私がまず頭を洗い出したとき、おばあちゃんが「あれぇ!ほれぇ、これあるから使いなさい」と言ってきました。
私は普段から、ミヨシの無添加石鹸で髪も体も顔も全部洗ってるのですが、おばあちゃんには石鹸で頭を洗ってる姿が不憫に見えたようです。
「 いっつもこうしてるので、大丈夫ですー」と言うと、目を丸くしてました。ハハハ
顔を石鹸で洗ってるときも、また「これ使いなさい~」とおばあちゃんの洗顔フォームを出してくれましたが、「いつもこうなんですよ~」というと、またまたビックリしてました。
さて、湯船に入ってみるとまだぬるめです。でも、おばあちゃんはコレぐらいがいいと言ってました。
おばあちゃんはかなり足腰がつらそうなので、長湯になるだろうと予想し、私もその気持ちで臨んだのですが、なんと!おばあちゃんは即効あがったのです!!
あまりに即効すぎて、何か物でも取りに行ったのかと思いましたけど・・・。あがりです。
「ゆっくりはいってきなさい」と言われましたが、あんまり待たせられない。
現時点でかなりぬるいので湯をいっぱい出し、鮮度の良い湯を堪能し、また湯量を戻して出ました。
外に出ると、旦那ももう出ていた。男湯は熱っつかったそうな。
集落へむけて坂道を登っていると、行くときにおばあちゃんが声をかけた家の前におじいちゃんが座っていました。
おじいちゃんとおばあちゃんの話・・・。何言ってるか、9割くらいわかりませんでした。
宿におばあちゃんを送ったあと、もう一度温泉の方まで行き、沼の散策路を歩いてみました。
亀が2匹道の真ん中に座っていたり。
ボケボケですけど、並んでいました |
里を晩御飯まで歩いてイロイロ探索しました。
ネコが多かったです。
去年のボゼのものとか見たり・・・。
晩御飯も美味しく頂きました。
おばあちゃんがまた中之島の話をしてくれたので、「諏訪之瀬で泊った民宿のおばあちゃんも中之島出身でした。」と私が言うと、
奥さんから「それはおばあちゃんの姉妹だよ」と教えられました。びっくり!
食後、コウモリ探しに行くことに。奥さんからもコウモリが居る事は聞きました!ヤル気がでるよ!
イロイロけっこう遠くまで歩き回ったけれど、結果的に里の中の畑のところが一番コウモリ見れました!!一番近くが一番良かった。
たくさん飛んでいるところ見れて大満足の夜でした!
御岳と御池そして泳ぐ!~ 中之島2日目
青年もあまりの鳥の声にビックリしたと、朝ごはんを食べながらお話しました。
今日は、曇り。
宿のご主人からは、朝泳いで 午後登れば? と言われたけれど、、、朝から登ることにしました。
昨日借りた車は燃料が限りなく0だったので補給をお願いすると、今日は別の車を貸してくれることになりました。
まずは出張所で明日の切符を買って、さあ御山へ向かってGO~!
車でグネグネ道を登っていきます。
電波基地のところに車を停めていざ出発です。
とちゅうには、島の子ども達が書いた看板が元気をくれます。
こういうのって良いな~。
登っていくとー |
あっ!見えた |
あそこは硫黄採掘の跡か |
あれが山頂かな~ |
山頂です!口之島がバッチリ見えるよ |
時計まわりでお鉢めぐりするよ |
ものすごく風が強くてぶっ飛ばされそうなんです。ずっと。 |
さあ、火口に下りよう!としたところで私は転んでしまい、負傷。
「うえ~~~ん」と泣く私を置いて、旦那だけが火口へ下りていきました。
さわってみたら冷たかったってさ |
フェリーとしまが来たーーー!! |
下に見えるのはトカラ馬牧場と日の出集落 |
ガスがヤバかった |
フェリーとしまが行く!カッコイイ~ |
とにかく風が『ぶっ飛ばすぞコノヤロー』ってくらい強くて、せっかく持ってきたお弁当も下りてから食べることになりました。
晴れてたら最高だったべな~。
気温は11度。景色は、口之島、臥蛇島、平島、諏訪之瀬島が見え、
午後には屋久島の上部と悪石島も見えましたよ。
と、いうことで風情も何も無いところでのお弁当となりました。
午後は御池へ。
途中、観光客3人が歩いていたけど、ヤルセ灯台を目指しているのかな?
さて、御池は池の周りに遊歩道がついています。
ところどころにまた子ども達が作った看板が立っていて、かなり楽しいところです!
オススメです~。
ただ、中之島はヒルで有名なところだ!
たぶん、この御池でヒルにやられるってんだろ?
諏訪之瀬島でヒルにたっぷりやられた私はビビっています。ヒルに。
だって、体に吸い付いてるだけじゃなく、ブラジャーからも飛び出してきたんだからね!
そりゃ恐れるよ。
・・・結果、ノーヒルでした。まさかのヒルゼロ!やられなかったぜ!
この周りをぐるっと |
ステキ道♪ |
水きれいだった |
こんなステキな遊歩道です♪ |
これは特に気に入った!ヒルが矢印になってる看板『こっちだよ~』 |
これは 七島イ ですか?だれか教えてください |
かなり楽しい池の跡は、いよいよ泳ぎに七ツ山海岸へ。
宿のご主人からは、「宿の前で泳げば良いよ」と言われたけど、七ツ山というステキな響きに惹かれていたので、こちらに決めました。
七ツ山海岸には一応キャンプ場があるのですが、見たところ、もう使えない感じです。
とにかくヤギの糞がすごくて、糞がすごすぎて使えないんです。
七ツ山海岸に着いたのはもう3時半。もう場所変更はできないぞ。
そして、寒い!旦那だけが海に入ることにしました。
こういう川が流れこんでいました |
今日で中之島は最後ということで、もう一度ヤルセ灯台とその奥の大ガジュマル地帯を見に行きました。
宿に戻り、晩御飯です。
そこで青年が衝撃的な話をはじめました・・・
山登ろうと出発したけどけど、出発してすぐ坂を登るあたりで道に迷って、諦め、ビールを飲んで寝て温泉入っての繰り返しの一日だったと。
地図も持ってないと。
ええーー!
とりあえず、宿の玄関にも地図が置いてあるので教えたんだけど、それでもやっぱり地図は手にしなかったようだから、そういう主義なのかも知れないけど。
私達は夜、天文台へ行くことになっていたので、青年にも声をかけて、一緒に行くことになりました。
宿の女将さんは、青年がずっと部屋に居て島を楽しめてないんじゃないかと、とても心配していて、一緒に行くと伝えると「良かった~」とホッとしていました。
でも、曇ってるから星は見えそうにないんだけど・・・
約束の8時に3人で上の集落にある天文台へ行きました。
やっぱり雲っていて星は見れなかったけれど、望遠鏡を覗けただけでも良かった。
お姉さんはかなり粘ってくれたけど、雲が切れた!と思ったらまたスグ曇るの繰り返し。
本当にお姉さんにはお世話になりました。
資料館・トカラ馬牧場・そしてこの天文台と、どれもかなり詳しく説明してくれましたし、親切にしていただいたおかげで、中之島の思い出がとっても素晴らしいものになりました。
見えないけど見る! |
帰り道、トカラ馬牧場のところでは、真っ暗なんだけど馬の姿はなんとか見えて、青年も喜んでくれました。
一応、昨日お姉さんから受けたトカラ馬の説明を、できる範囲で青年に話しました。
温泉はこういう外観です |
この素晴らしい温泉も最後だ。明日は宝島へ渡るんだ。
名残惜しい~。
温泉の帰り道はフクロウの鳴き声がきこえていました。
そして、少し星も見えたりして、ちょっと悔しかったです。
さっき見えてれば~~!
2014年3月26日水曜日
トカラ馬に大感激!~中之島1日目
宿の車で港へ向かい、4時50分ころ港に着きました。
フェリーとしまの入港です!
先っぽで待ち構えてたんです |
暗い中の入港がカッコ良すぎる |
船マニアではないけど、この船が好きなんですー! |
なんだか今日の港は様子が違う。
フェリーとしまからは議員 が降りてきてプチ演説が始まった。
島民は横断幕までつくってたよ。
そんなことがあって、宿のおばちゃんとのお別れもあわただしい感じだった。
でも、また来たいという気持ちは確実!
5時30分頃 議員たちもまた船へ乗り込んで来て出発となった。
あれ?島の視察とかはしないんだ。船からちょっと下りるだけなんだねー?
この先も全部の島でちょいちょい降りて乗ってを繰り返すのかしら?
宿のおばちゃんは最後まで手を振ってくれてました。
イイ島だったな~~
フェリーでは、さっきの議員関係者が指定場所以外で煙草を吸いだす事件が発生し、私達の気分は最悪に。せっかくの楽しい旅行気分をダウンさせられてしまった。
6時30分ころ 中ノ島へ到着です!
ここも初めての島です。
あれ?あれれれれー?
壁画無くなってるよー!無くなってるよーーーーーー!
右奥の四角い壁面・・・無くなってるよーー |
んーーー。さみしい。
何か中之島って書いて欲しいよ。
港ではまた歓迎の用意がされてたよ。
宿のおばちゃんによると、とにかく昨日今日は島はこの人達の歓迎の準備で大変忙しいらしい。
3人が演説し、また口之島のようにフェリーに乗って去ってしまうのかと思ったら、今回はこの島を視察するようでした。
後で聞くと 、中之島を見て回って『ななしま2』で次の島々を視察するんだってさ。
宿の車に乗り込むと、20~30代くらいの釣具を持った青年も一緒だった。
この宿に泊っているのは、工事のオジサンと若者の2人組み
と、今日やってきた私達とこの青年。
朝ごはんの時に青年に「釣りしに来たんですか?」と聞いたら、違うらしい・・・。
竿も持ってきたけど、登山がメインとのこと。
ここ中之島の御岳に登りに茨城から来たらしい。
しかも、この中之島のあと、宝島、さらには奄美までの行程が全て一緒なので驚いた!
宝島では宿も一緒だというからさらに驚いた!
朝ごはんの後、車を借りようと聞いてみると、9時すぎなら0Kとのこと。
議員の対応でかなり忙しいらしい。
それまでの時間は散歩へ出かけました。
宿の前の道路を港と反対側へと進んでいくと、ガジュマルの門のステキな家を発見しました。
左にお家が。ガジュマルがステキな門になってます。こういうお家に住みた~い |
海岸にサボテン生えてたよ |
9時過ぎに宿に戻り、お昼のお弁当をもらって車で出発しました。
まずは郵便局へ!
100円貯金してきました。
風景印は無いようですが、ぜひ作ってほしい。
ちなみに、口之島は郵便局が休みで貯金できませんでした。
すんごい目立たない路地に郵便局はあった。選挙ポスターの奥の建物です |
〒の後は坂道を登って上のエリアへ。
港、宿、出張所、温泉は海岸沿いの近くの低いところにありますが、資料館やトカラ馬のいる所は坂をぐーーんと上がった高いところにあるのです。
で、坂をぐーーんと登って行くと、そこは平らな一本道だった。
中ノ島はトカラの中心の島だと聞いていたので、坂を登った先にけっこう集落があるのかと思ってたら、違った。
一本道の右側にトカラ馬牧場、左側に歴史民俗資料館があった。あとは見える範囲にちょいちょい建物があるくらいでした。
とおいーなーー |
愛情を感じる看板です! |
トカラ馬は遠くて、近くに寄ってきてはくれない。
この牧場の向かいの歴史民俗資料館に行ってみました。
館内には志茂田景樹さんのような先客がいました。(カラフルで不思議なオジサンだった)
まず、この志茂田さんと一緒にビデオを見ることになりました。
志茂田さんは子供のころにトカラの島に一時期住んでいたそうで、主に「踊り」のビデオを熱心にチョイスして見ていました。
志茂田さんは自分の興味のあるビデオを2~3種類くらい見終わったところで、「じゃ、私はこれで・・・」と去って行きました。マイペースだ。
志茂田さんが去ったおかげで、私達もやっと自分の見たいビデオを選ぶことができました。
受付には何でも答えてくれそうなお姉さんがいて、館内を案内してくれます。
お姉さんの説明は、何を聞いてもかなり詳しく答えてくれて、こちとら『へぇーーー!』の連続でしたよ。
お姉さんが、普段からすごく勉強してるのが伝わってきます。
この『へぇーーー!』連続の面白い資料館は、じっくり見たら半日はかかりそうでした。
ここには有名な悪石島のボゼもありますが、なんと硫黄島のメンドンを見つけて嬉しくなりました!
下から見たらこんなでしたー!メンドン! |
帰り際にお姉さんに「馬を近くで見たかったなぁ」と話すと、
「案内します」
と、牧場も案内してくれることになりましたっ!ビックリ!
なんと、このお姉さんが一人で資料館と天文台とそしてトカラ馬の管理の全てを行っているんだそうだ。
すごい!
トカラ馬牧場の中に入れてもらうと、「あっ、お姉さんだ」とトカラ馬たちがどんどん集まってくる。
普段から愛情たっぷりに育てられてるんだなぁ。
本当にとても近くに寄ってきてくれて、とても可愛らしい馬たちでした。
とっても良い思いでになりました。
私は油断して、腹に『ドゴッ』と頭突きをされて、フゴォォッ!っとなってしまいました。
はむっ |
たくさんなでなでした手は、なかなか黒くなっててビックリしたよ。
でも、馬たちも撫でられると気持ち良いようなので、こっちもヤメラレナイ!く~~たまらんぜ。カワイイね~~。
ずっと見ていたかったけれど、あまり長時間だと申し訳ないのと、今にも雨が降ってきそうだったので、名残惜しいけどお礼を言って終了しました。
明日の天文台の予約もこのときお願いしました。
お弁当をヤルセ灯台で食べようと出発しましたが、道を間違えて全然違うところへと着いてしまった。
仕方ないので、ココでお昼に。 大雨も降ってきて車の中で食べました。
トカラの島々には食堂は無いので、宿で一日三食なんですよ。
その後、ヤルセ灯台、七ツ山海岸、御池を周りましたが、雨は降ったり止んだりです。
御池 |
ヤルセ灯台 |
ヤルセ灯台の奥にはこんな見ごたえのある森が! |
大きなガジュマルもたくさんの森 |
とにかく雨がひどかった。
旦那は大雨の中、島一周をしたけど、私は爆睡していて全く記憶が無いんです・・・。
ポイントポイントで起こされても、朦朧としてホント記憶にありませんの。
集落に戻ってから、島に1軒しかない商店へ行ってみました。
品揃えに驚きました!今までで、最強に品薄っ!
値段は謎。でも、チョコアーモンド・ルーベラ・黒糖モナカアイスを買いました。
晩御飯を食べ、洗濯をしてから温泉へ行きました。
この島の大きな目的の一つがこの温泉です!
私達が入ったのは東区温泉。これとそっくりな西地区温泉もあります。
とっても気持ち良い湯で天国です~。
男湯は2人先客がいたようですが、女湯はずっと私一人でした。
宿周辺は朝・夕・夜とずっと鳥や虫の声が聞こえ、さらに波の音も聞こえてきます。
いい場所だな~。
トカラ列島・平島→小宝島へ ハブと温泉とキレイな海の島
昨日は歩いていない道を歩こうと、とっても急な坂道を登ってみました。急だホントに急だ!急すぎて嫌になる。登りきるとただ電波塔があるだけでした。
むちゃくちゃな坂道の先にはコレだけ・・・ちょっとガッカリ |
学校にも行ってみたり、いろいろ朝ごはんの時間いっぱいまで歩き回ってみました。
朝ごはんも美味しかったー。そして港へ。
港には昨日見かけた北海道のナンバーの車が。昨日の奥さんも。昨日も話しかけようと思いながら話しかけれなかったんです。
イチゴイチエジャ!
「こんにちは北海道の方なのですか?」話しかけてみました。
この春に北海道から移住してきたご家族でした。たしか7人一家と言っていたと思います。
携帯で仕事探しをしてたら、ココ(平島)があったそうで。行った事もない聞いた事もない島だったけれど、今は本当に来て良かった、毎日楽しくて幸せ!!
そういうお話を聞かせてもらえました。話しかけて良かった。
いよいよ次は小宝島だ!興奮MAX!
私は昔、小宝島の写真を見て以来10年以上トカラに憧れつづけていながら、なかなか行くことができませんでした。あまりにトカラはハードルが高かったからです。 なぜ、今回は思い切って行けたのかというと、ツイッターで知り合った方々のおかげだったと思います。島のこと、船のこと、いろんなお話を見ているいるうちに、行きたい気持ちが爆発したのです。(ツイッターは去年はじめた)
そしてこの便には、船や島のお話をしていた『じんさん』が乗ってくるはずだ!ドキドキ
中之島から来たフェリーとしま |
船が来ましたー!Ohどの人がじんさんなのか?ぜんぜんわかりません。
船の上からは昨日出会った大東繋がりの人達が元気に手を振ってくれていました。なんだかイイナ~この船旅は。
平島→諏訪之瀬島→悪石島→小宝島 今日の目的地、小宝まではこんな感じです。
諏訪之瀬の港で、相変わらず曇っていたのですが、一瞬の晴れ間に、海が真っ青に輝きました!船の上の人から「おぉ~~」と声が上がります。
もくもくと |
火山灰まきあげ |
諏訪之瀬は火山の島。今回は船が巻き上げる火山灰を上手く写せました。
お土産屋さんは今日も出ていない・・・帰る日は出ているのか?
悪石島は明日の目的地。悪石は温泉の島。港は温泉の成分で緑色です。
船の売店に行くと、大東繋がりの人達がいました。関西弁の姉さんから中之島のビワをもらい食堂でモグモグ。美味しいです!ありがとう!
悪石から小宝まで船の一番上(ヘリが降り立つ所)で、靴を乾かしながら海を見ていました。
そして、いよいよーーー小宝近づいてきたーー。靴も乾いたぞーー!
小宝島は妊婦さんが横たわった姿。子宝の島 |
小宝島は今までの島とは明らかに違う、まず小さい。一周30分くらいです。山はあるけど歩くところは平たい。ノー坂道。
小宝の港。曇りでコレっ! |
そして海の色がーーー!キレイなのです。とんでもなく。
まだちょい曇ってるのにこれだ。晴れていたらどんだけスゴイんだよ!
はぁはぁはぁはぁ(荒い息)!ついにきたどーー!
小宝島の港に降り立つと
「湯でイルカさん!」とU田さんが声をかけてくれました。U田さんはなんと「今からフェリーとしまに乗り込み、売店でビールを買ってくる」という島民のようなことをするというのです。
マジすか。スゲー。
フェリーとしまは島の人の売店でもあるのです。前に見たテレビでは、島の子供が船の売店にお菓子を買いに行ってました。
今回の旅でも、島々で、船の中の人が桟橋の人にジュースを何本も渡したり、離れ行く船からも投げて渡したり。けっこう離れてからも、タバコかな?なにか箱を桟橋に投げていました。荒業で面白かったデス。
さぁ。ツイッターで知り合った小宝島の人Rさんと、じんさんを探せ!
スグに見つかりました!なんとなくこの人かと、声をかけてみたらそうでした~~!
Rさんに宿のおじさんを教えてもらい、おじさんに挨拶。
港にはとっても気になる旅人がいて、思わず声をかけてしまいました。「それはもしかして、青ヶ島牛まつりTシャツですか?」と。
そこから、他の旅人も「青ヶ島イイっすよ~」と話が膨らみました。
これは青ヶ島も行かねばならん!!
タラップを外そうとしていた時、「あれ?U田さん戻ってきてないんでないかい?」と旦那に聞くと、
その声を聞いていた島のおばさんが、 「誰か戻ってきてない人いるの?」と大声で言ったさなか、中からU田さんが急ぎ出てきました。ヨカッタ。ギリギリすぎるぜ。おばさんありがとう!!
売店へタッチアンドゴーしてきたU田さん |
船を見送る私とU田さん |
宝島へ向けて。明日も頼んだよー! |
次の宝島へ向けて出ていく船を見送っていると
Rさんじんさん達が山に登るから、私達も一緒に連れてってくれることになりました。ありがとうございます!
U田さんも、山に登りたかったけどハブが出るので登れなかったということで、メンバー入り。
昼ご飯をかっ込み、宿を出ると、もうU田さんが迎えに来ていました。
3人で、集合場所の登山口入口へ向かいました。U田さんが棒を持ってます。用心のハブ棒です。
集合場所でRさんご夫婦と合流。少し遅れてじんさん登場。
じんさんはとってもヘビが嫌いなのです。ハブが出やしないか?じんさんは見たくないし出てほしくないと思っています。
でも、私達夫婦とU田さんはコワいけど、見たいし出てほしいと思っています。
相反する思いにこの山はどう答えるのか?ドキドキします。
小さな島の小さな山に登山開始!(地図を見たら『竹の山102.7m』とありました。)
ハブ的には2番目の人が危ないんだ。とか話しながら、竹の子をポキポキ採りながら登っていました。
ずん |
ずんずん |
この連休前に小宝島のハブ採り名人が30匹くらい捕まえたという話を聞いていたのでハブは見れないかもしれないなぁ・・・と思ってたそんな時
まるでサービスポーズでないかい |
デターーー!ハブハブハブ出たーー!
ほんとわからんな |
黒ハブでっす |
いいポーズありがとう!カッコイイ! |
結果、この日出会ったハブは6匹くらいだったと思う。その内『黒ハブ』と言われる珍しいヤツが2匹も!とにかく良く出た!
山の上からは集落が見下ろせました。気持ち良い場所だ~~。
向こうに見えるのは『小島』海況の良いときしか渡れないそう。近いのに。厳しい海だ。 |
晴れていれば素晴らしい色になるそうです。でも、曇りのこの日もじゅっうっぶんキレイ!素晴らしい島だ!
山を降りる途中も登りでは気付かなかったハブを発見したりしました。
松の木をくぐったのですが、その上にとぐろ巻いてました。
お腹が膨らんでいる。鳥を食べた後らしい。 |
最後のハブを ↓ |
上の写真のハブにU田さんが棒を近づけ、その様子を旦那が動画に撮っていました |
たくさんのハブを見て大満足デス。じんさんはグッタリしているようにも見えました。
里に下りて解散したあと、いよいよ海に泳ぎにいきました。
まだ少し波があるし、安全な所で泳ごうと、湯泊温泉の横で泳ぐことにしました。U田さんも泳ぐことになりました。
宿で身支度をし「さあ海へ行くべ」と旦那に言うと、 U田さんがまだ来てないから待たないと と言う。
は?U田さんは、「先に行ってて、後で行きます」 と言ったんだよ?現地集合だよ?←私の意見
U田さんは、「後で迎えに行きます」と言ってたよ?待ってないと・・・←旦那の意見
最近旦那は耳がおかしい。とりあえず、9割私の方が正しいと思ったので、海に行きました。
U田さんはまだ来ていない。
やっと海に入れるぞ!今日の現場はブーツタイプで良かった。ゴツゴツだ。
少しサンゴもあり、魚、エビ。波と流れがあるので、用心して近いトコだけ。もっとあっちまで行きたいケドー!
えびちゃん |
温泉ぷくぷく・・・プクプク |
底のほうから、プクプク温泉が湧いたりしています。
しばらく泳いでいると、旦那が「U田さんがもしかして宿で待ってるかもしれないから、やっぱ行って来るわ」と言い、ギョサンを引っ掛け、歩いていった。
一人で泳いでいると。U田さん登場。旦那はいない。
U田さんは島を一周逆周りに歩いてから来たらしい・・・。あー行き違い。
まぁそ一人で泳いでいると。U田さん登場。旦那はいない。
まぁそのうち来るでしょう。ということで泳いで待つことに。
U田さんも海に入った。入ったけど、身軽だった!マスクのみ!フィン&シュノーケルは無い。
遠い記憶がかすかに蘇ってきた・・・。昔、御蔵で同じ船に乗ったときも、もちろんフィンはつけていたけど、シュノーケルは付けていなかった気がしてきた。そんな、気がする~。どうだったかな?などぼんやり浮いていると旦那がやっと戻ってきました。
ずっと海に入っていた私は体が冷えたので、先に上がることに。
U田さんも上がったので2人で奥の方にある岩をくりぬいた温泉に入りにいきました。
U田さんは早口の関西弁で、聞き取れないところがたくさん有りますが、おしゃべりしながらの入浴。知らない人が見たら、カップルだと思うだろう。ゴメンネU田さん。
だいぶ経つけど、旦那はまだ来なかった。ちょっと心配になって、戻ることにしました。
なんと、旦那は上がっていたけど、眼鏡が無くて身動きができなかったのです(すごく目がわるい)。かわいそうなことした~!眼鏡の入った荷物ごと、私が持っていっていたからだ!
3人合流し、もう1回奥の岩温泉に戻り入浴しなおし。
写っているギョサンはU田さんのなんだけど、ああいう『つっかけ型ギョサン』が欲しいんだ私は |
体が温まったところで、旦那がまた海に入るという。旦那は海が尋常じゃなく好きなのです。
私とU田さんでコンクリートの湯船へ。イイ湯だわ~~♪
U田さんは帰り、私は温泉出たり、入ったりしながら待ちました。
他の人も温泉にいたので、温泉旅のおじさんと湯の話などしながら、待ちました。
体が冷えてガタガタしながら旦那が温泉へ。温まると、また泳ぐと言う。
まだかっ!
それからかなり泳ぎ、やっと上がって来た旦那は温泉で復活すると、また泳ぎに行くと言う。
もうだめだ!
夕食前に島を一周したいんだよ。
後ろ髪引かれながら散策に向かいました。
日本最後の艀だそうです |
これには最大級の衝撃を受けました!エサが豪快だ!木の枝!しかもちゃんと食ってるし。南はスゴイのぅ~ |
少し歩くと塩工房がありました。山に一緒に登ったご夫婦の塩工房です。温泉を炊いて塩を作っているそうです。温泉からできためずらしいお塩です。
奇岩!ほんとうに不思議な風景です。小さな島にぎゅっっといろいろステキなものが詰まっている感じ♪
ムチャクチャ駆け回る子牛。カワイイ~♪ |
島の奇岩と牛の風景がとてもステキです。
軽トラが後ろからやってきて、中のおじさんが「ほらっ!」とハブを手づかみで見せてくれました。
ハブのサービスありがとうございます。今日のおまけのハブだった。
美味し~い夕食を食べて、今日こそコウモリ探索へ(いるのかどうかもわからないけど)
ヘッドライトだけではハブが不安なので、宿の懐中電灯も借りました。
なるべく道の真ん中を歩こう。ハブがコワいからな。
歩いていくと、大勢でバーベキューをしているお宅の前を通り、ちょっとハズかしい・・・(ヤル気満々の格好だったからさ)
てくてく歩いていると、曲がり角で突然おばさんと遭遇。びっくりしたー!
あっ。今日、港で会ったおばさんだ!
「なにしてるの?」とおばさんに聞かれ 「コウモリとかいないかな~と思って・・・」
「ドコから来たの?」と聞かれて、「北海道デス」と答えると、「ウチに来なさい。ちょうど蛇三線ひいてるからオイデオイデ~」と言われました。
結構誘ってくださるのでちょっとお邪魔することになりました。
森の中にあるちょっと奥まったお宅でした。
外でバーベキューをしていたようです。親戚の集まりなのかな?たくさん人がいました。
さぁさぁと蛇三線をひくご主人の横に座らせていただきました。あっ!このおじさんは夕方ハブを見せてくれた軽トラのおじさんじゃないか!!
食べなさい飲みなさいと言われますが、もうお腹いっぱいなのです。刺身やビールやいろいろ勧めてくれるので、りんごジュースを頂きました。(アオレンのだった!美味しい!)
おじさんは北海道にも長く住んでいたそうで、それで私達を誘ってくれたそうです。
何曲か聴いたところで、「蛇三線をじっくり聞いたのは初めてです。ありがとうございますー」と言うと、横にいた人が「三線だよサンシンー」と言ってきます。
私はそのへんの違いがよくわからないのですが・・・
おじさんは「同じだ!」と言ってました。 そーなんだ。
さぁそろそろオイトマシマショ。「今日はご親戚が集まってる中、蛇三線を聞かせていただき本当にありがとうございました。」とお礼を言ったとき、
「親戚じゃない(笑)!ここは宿だ!」と。
えーー。そうだったのか。蛇三線のおじさんは宿の人。他の人はお客さんでした!
あらら~。違う宿の客まで仲間に入れてくれるとは、楽しい宿だわ~。とってもイイ思い出です。
お礼を言いつつ、その宿を後にしました。再びライトオン。てくてくてく
すると、また曲がり角で人と出会いました。青ヶ島Tシャツの夫婦です。夜釣りの帰りだった。
おしゃべりしながら一緒に歩いていると、「五大陸の人から聞きましたよ~旅先で会うってスゴイですね~」と言われました。
ん?五大陸の人????それってもしかしてU田さんのことか!
いろんなところを旅したU田さんは五大陸の称号を得ていたようです。
「そうなんだー。あの人は世界の海も潜ってるんですよ~」というと青ヶ島の彼は「すごい、七つの海も征しているのか!」と鼻息が荒くなっていました。
U田さん。『五大陸と七つの海を征した男』と彼らから呼ばれていました。
コウモリは見れず(思いもかけないゆんたくで時間がかかったし)。アオダイショウとカニを見つけただけでした。
レインボー靴下は、御蔵のふくまる商店のです。 |
イイ色してるなぁ |
青ヶ島Tの夫婦の宿の前には地べたに座って輪になって飲んでいる一団がいました。
あっ輪の中にU田さんも。若いな~(実年齢は同じくらいなのですが)
皆さんにお休みなさいとお別れをし、宿に戻りました。
蛇三線聞いているときに、ズボンの上からお尻を何箇所も刺された。それが猛烈に痒くて痒くて・・・。あ~~痒かった!
2012年5月2日水曜日
トカラ列島・諏訪之瀬島→平島へ 平島は巨魚と鳥の島
ヤギの糞に気を付けて歩いているつもりだけれど、「お前さっきからたくさん踏んでるよ」と言われる。 糞があり過ぎて避けることはできなかったです。
ちょっとした崖を降りていくとナハ浜 |
黒丸石ころころ |
ちょっと険しいところを通りナハ浜に到着。今日も曇ってるなぁ。晴れていればキレイな色だと思います。
浜は黒くて丸い石と真っ白いサンゴでできていました。なんか、ここで泳いだら楽しそうかも?いつか今度の時は泳いでみたい!
朝ごはんを食べに宿に戻り、食べてからすぐに今度は港の奥にある乙姫の洞窟に行きました。
船が着く切石港の奥の岩場を進む |
乙姫入口 |
乙姫の中から外を見た |
ゴツゴツの岩場の先の洞窟です。
そしてまた宿に戻ります。戻る途中、ナハ浜への入口に彼の自転車が停めてありました。昨日、今日と島を歩き回っている観光客は私達とラガーシャツの彼しかいませんでした。
港から里までは結構な坂道なのに朝から、宿→ナハ浜→宿→乙姫洞窟→宿と、なんぼ歩いてるんじゃ!という感じで歩きました。
にくきゅう~ |
てんてんと |
イイ! |
島の道はコンクリートですが、犬の足跡がついていました。かわいい!点々と歩いていったようです。さすが島だな。こういう演出がニクイ!
宿についてスグに車で切石港に向かいます。途中、 元浦港を回ったのですが、昨日作業していた船が座礁していました。昨晩の強い風で座礁したそうです。サルベージ船を呼ばなきゃだめだとおじさんが言っていました。確かに夜スゴイ風でしたが、まさかこんな事が起きていたとは。
港に着くと、昨日、待合コンテナの前でお土産屋を開いていた人がバイクでやって来た。
やったーお土産見よっと♪と思って待っていたのですが、何も用意する気配がありません。
今日はお土産屋さん出さないんですか?と聞くと、「あ、今日は持ってこなかったー」と言われました。
えっ?そうなの?そういう感じ?あらら。
ま、明日もここの港に寄るし、最終日も寄るからその時は必ず見よう!
悪石島からやってきたフェリーとしま |
あっ!船が来たぞーー! かっこいいかっこいい!!
船からロープを投げるトコとか超かっこいいんですけど!
などと言っているうちに、乗船です。あーーー諏訪之瀬島楽しかったよ!ずっと天気は悪かったけどね。
そうそう諏訪之瀬島には温泉好きが目指す、作地温泉という所があります。船で渡してもらうので何万もかかります。昔の私達なら、お願いして行ったかも知れません。でも年のせいか、湯欲が以前ほどない・・・。
船に乗ると、船の事務長にドコまで行くか言います。すると、事務長が席を割り振ってくれるのです。隣の島で降りるので、入口から近いところに割り振ってくれました。
荷物を置いてすぐに外に出て、港を見ていると
「潜ったんスカー?」と元気の良い男子から話しかけられました。船に乗り込む私達の荷物を見て気になったと。
「荷物の中はただフィンとシュノーケルセットだけだったんで、泳ごうと思っているのは小宝島と宝島です~」と話しました。
元気の良い男子は宝島からきたそうで、諏訪之瀬で雨に降られた私達と同じように宝島でも天気が超悪くて泳げなかったと言ってました。天気って重要だよなぁ。
その男子と話していると、他の旅人もやってきました。みな仲が良さそうなので、共に旅する同じグループかと思っていたら、去年大東島で偶然出会って、今回も偶然トカラに来ているだけの間柄だと言っていました。すごいなぁ。
少し彼らと海を見ながらお話をしましたが、とっても面白い人達でした。私は大東島にはまだ行った事が無いのですが「吊られたいんです私」と話すと、コンテナに乗ったことなど話を聞かせてくれました。
むぅう~~これは大東行かねばならんな!!
次は鹿児島に一島戻る感じで平島です。
港に降りると、またも、ヘルメットのおじさんから「湯でイルカさんかい?」と声をかけられました。
港から、船の上の彼らに手を振り、出て行く船を見送りました。
平島は全然たいらではない!坂道だらけ。またも、急な坂道をおじさんの運転で登っていきます。
おじさんから「バードウォッチングかい?」と聞かれました。「えっっと、鳥も好きですけどあまり詳しくないので、ただの旅です」とか答えました。平島は釣りかバードウォッチングの島だそうです。そのどちらでもない私達は少数派なんだな。
坂道の途中の家の前に母ヤギと小っっっさい子ヤギ×2頭がいました!
まだ生まれてから10日くらいだそうで、めっちゃ小さく、めっちゃめっちゃカワイイのです!!
後でゆっくり見に来ようっと。
宿についてびっくり 廊下にででで~~んと巨大魚の魚拓と写真が貼ってあります!
でけーーーー!すげーーーーーーー!
中にはファイト時間2時間なんぼと書かれた巨大カジキの魚拓とか、桟橋から釣れたでっかいヤツの魚拓もありました。桟橋から?!スゲー島だぜ。ひゅー。
度肝抜かれていると、部屋のふすまが開いて中から、『漁師かっ!?』ってな格好の人が出てきた。玄関に貼ってある巨大魚と一緒に写っている人だった!この日は私らのほかは常連さんの釣り人ばかりが泊まっていました。
お昼ごはんまでの間、役場の出張所に明日の切符を買いに行きました。諏訪之瀬と違って、ガッチリした建物(そして諏訪瀬より少し片付いていた)。同じ建物内に温泉もあるのだけれど、この日はお休み。残念ですが入れませぬ。
切符を旦那が買っている間、ふとカウンターを見るとスタンプが置いてあります。平島のスタンプ。
友好島民の手帳にスタンプを押すページがありました(この時まで気付かなかった・・・)
諏訪之瀬島にもスタンプあったのかな?あったとしても散らかりすぎてどこかにいって見つからなかったと思う・・・。
ばばーんとスタンプを押し、小宝島への切符を買い、お昼ご飯です。海老天そばと竹の子ご飯のお握り。どっちも美味しかったデス。特に竹の子ご飯のお握りがめちゃ旨でした!こりゃぁ晩飯も旨そうだ!
午後は宿の車を借りて島見物。いやー鳥が多い。鳥が車の前をトコトコパタパタ。
さっき見たヤギ達がヘリポートの横に繋がれていました。
生まれて10日のトカラヤギ |
大浦展望台からは天気が良ければトカラの全ての島が見えるらしいのですが、この日はどんより残念なお天気のため見えませぬ・・・。
見えるハズ・・・晴れてれば! |
そして平島といえば甌穴と平家の穴!
車が2台停まっていたのですが、そのうちの一台がなんと、見慣れた北海道のナンバーです。しかもスタッドレスタイヤでね。
歩いていくと、草刈をしている人達がいました。そばには子供を連れた奥さんも。
連休のお客さんのために刈ってくれてるんですね。ありがとうございます。
海岸をすこし歩いていくと、平家の穴がありました。
平家の穴 |
なんだか上も崩れてきそうな感じです |
キレイだな~。泳ぎたい欲求がぁ~。今度の時は泳いでみたいです。落ちているサンゴのかけらの中にとっても小さいけれど見たこと無い色のサンゴのカケラや、キレイな色の貝などを見つけました~。
甌穴は・・・思ったよりずっとデカかった!そして深かった!!写真で見るとあんまり深そうに見えないんですけども。
深いんです! |
甌穴のそばの海。キレイ~♪泳ぎたい!! |
こっこれは!鹿児島の黒島の塩手鼻そっくりな感じの大岩がありました。 |
東之浜海岸にいると宿の軽トラがやってきました。
もちろんまた荷台に立ち乗りしています。夕方の釣りですね。きっと今晩のオカズです。お願いします。
諏訪之瀬は雲の中 |
やあ!こんにちは |
北の酪農家から牛を呼ぶときは「べーべーべー」だと教わった。でも行く先々でべーべー言っても牛は寄ってこない |
こんな草を見つけました。虫がやったのかな? |
宿の夕食も美味しかった!やっぱりさっき釣りたてのお魚。刺身は旦那へ。煮魚美味しい~。
コウモリ探しに出ようと思ったれど、雨が降っていた。
毎日ご飯が美味しくてお腹いっぱい。熊本からのお供『不知火』(←でこぽん)はまだ一個も減っていない。
干してある靴も乾いていない。
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